2024年

11月

13日

大学のキャリアセンターに聞いたアンケート結果を見つけました

皆さん、こんにちは。

 

11月中旬に入ったのにとても11月の陽気とは思えない暖かさですね。昨日ゴルフに行きましたが暑いくらいでした。体調にはくれぐれもお気を付けください。

 

 

 

 

 さて、本日は「大学の就職・キャリア支援活動に関する調査」という今まで見たことがない調査を発見しましたので共有したいと思います。データの参照元は株式会社キャリタスの調査結果に拠ります。今まで就職支援の業界に長く身を置いていますがこのような調査結果は初めて見ました。ある意味斬新でした。今までの価値観であれば企業が大学生に対して何を求めているのかがわかる調査であるとか、その逆で学生が企業の採用活動に対して何を思うかを調査するのが通例でした。

 

 これに対して大学が学生指導に対して何を考えているのか、企業の採用活動に対して大学は何を思っているのかがわかる調査だったので興味深くデータを拝見しました。私の考えはありますが、皆さんもこのようなデータは初見だと思いますのでご自身のフィルターでこのデータに接していただければと思います。

 

リンクはこちら

 

今日はこんなとこです。

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2024年

11月

01日

採用直結型のインターンシップを実施済みの企業が4割に

皆さん、こんにちは。

 

 やっと秋を感じる気候になってきましたね。朝夕が寒くなったので紅葉もこれから色づいてくるのだと思います。そんなタイミングで日経新聞の10月25日付朝刊にこんな記事が掲載されていました。

 

 

 

 

インターン、採用直結型が4割に ルール変更で定着

 

 

 

 これは日経新聞が独自に2025年度採用状況調査を実施して、2024年夏に採用に直結するインターンシップをすでに実施済みとした企業が39.6%と前年比で5.1ポイント上昇したと報じていました。詳しい情報は日経新聞のWeb版などで読むことができるのでご覧ください。

 

 業種別にみると機械、建設、自動車、電機など理工系学生の採用をするために採用直結型のインターンシップを活用しているのがわかりました。学んでいることが仕事に直結しやすいので採用直結型のインターンシップを活用するのが合理的なのだと言えるでしょう。これに対して文系の場合は事務系総合職という括りで大雑把に仕事を提示されるのでなかなか採用直結型は難しいということでしょう。

 

 しかし近年、ジョブ型雇用を導入する大手企業が出てきたので事務系職種でも職種別インターンシップを導入しているところがあります。例えば日立などはかなり細分化しているようですので興味のある職種に応募しやすくなっていました。

 

 今後もこのトレンドは変わらないのかなと思います。懸念材料としてはまだ働いたことがない学生が妄想を膨らませて夢や希望に満ち満ちて確証バイアスに陥ることです。実際に働いてみたら大したことできないじゃん、と失望するところまでは今までもありました。そこからが問題なのですがジョブ型雇用で就職したら原則そのポジションの仕事しかできないので我慢してやり続けるか転職するしかないということです。総合職のようにジョブローテーションという概念がないということです。

 

 ということで学生さんは選べる時間が長くあるので将来の自分にとって何がいいのかをしっかり検討して働き方を選んでみてください。その最初のきっかけがインターンシップでの情報収集だと思います。今日はこんなとこです。

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2024年

10月

18日

2026年卒現3年生の就職戦線序盤戦

皆さん、こんにちは。

 

 10月中旬だというのにまだ暑いですね。今日は小雨が降る天気なので寒くなるかと思いきや湿度があって蒸し暑さがありますね。体調にはくれぐれもお気を付けください。

 

 

 さて、今回の話題は現在大学3年生である2026年卒の就職戦線がどのようになっているかを確認したいと思います。データはキャリタスリサーチのものを参照させてもらっています。

昨年からインターンシップが細かく定義されております。その説明をしてから現状をお伝えしていきます。

 

 

 

タイプ1:オープンカンパニー(いわゆる1Dayインターン)

タイプ2:キャリア教育(大学の授業としての教育プログラム)

タイプ3‐①:汎用的能力活用型インターンシップ

→職場における実務体験(5日以上)

タイプ3‐②:専門活用型インターンシップ

→職場における実務体験(2 週間以上)

タイプ4:高度専門型インターンシップ (高度な専門性を有する大学院生限定)

 

 

 

 いかにもお役所がつけそうなわかりづらくお堅い表現ですが、粗製乱造された名ばかりインターンシップを整理して定義づけした意味はあったと思います。これらの各タイプごとのインターンシップ参加率をキャリタスリサーチさんが調査してくれています。その結果が以下の通りです。

 

タイプ1:92.6%

タイプ2:32.5%

タイプ3‐①:39.7%

タイプ3‐②:15.7%

 

 タイプ1は1日であったり半日で業界や会社の雰囲気をつかむのが目的なので企業側としてはより多くの学生を効率よく集めることが目的となります。学生としては何となく企業の雰囲気をつかみたいという程度でハードルが低いので参加しやすいです。だからこそ100人いたら93人くらいが参加するという結果が出ています。それ以外は5日以上(土日休みで1週間が5日)のプログラムとなるので企業側の受け入れ態勢も大勢を相手にすることができません。限りある枠に意欲のある学生を受け入れたいと思いますからESや適性テスト、面接など多くのハードルを設けることになります。なので参加率が4割を切るということになります。

 

 今はインターンシップから採用に直結させて良いというルールに変わったので企業側も真剣に学生に自社のことや働き方を知ってもらいたいということで手間暇をかけてインターンシップを充実させる方向に舵を切っています。この結果が本採用が始まる前の早期内定ということにつながります。

 

 もう一つ面白いデータがあったのが業界研究に力を入れた時期と企業研究に力を入れた時期という項目がありました。この結果によると

 

業界研究は6月~9月の4か月に力を入れて調べたいのだそうです。業界とは似たようなことをしている会社の塊なのでまずは大雑把に調べるということの表れでしょう。

 

企業研究は8~11月の4か月に力を入れて調べたいのだそうです。

業界研究のつもりでタイプ1のインターンシップに多く参加してどの業界が良いかを見定めてから企業を絞り込んでいるということでしょう。だから波が2か月遅れてやってきています。

 

 一般的な傾向と言えるのでこれの何が面白いと思ったのかわからないと思います。企業側目線で考えると枠が少ないタイプ3のインターンシップを重視したいわけですから企業研究がしっかりできていて何のためにこのインターンシップに参加するのかという目的意識のない学生は相手にしないわけです。つまりこのデータから学生の取り組みのタイミングを見ていると遅いわけです。それでいて人気企業に行きたい、と思ってもごく少数のしっかり企業研究が済んでいて目的意識がしっかりしている学生と同じ土俵で選考のラインに乗ったら必ず負けるのが目に見えているのです。そこを理解して先手で動くことが重要になりますし希望する企業の内定を勝ち取るためには周到な準備が必要になるのです。

今日はこんなとこです。

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2024年

10月

02日

昨日は内定式、あと半年で新入社員

皆さん、こんにちは。

 

 昨日は内定式という会社が多かったのではないでしょうか?私も今から27年前に内定式に出席しました。私のころは就職氷河期だったので手厚いフォローも何にもなく会場に集められて人事担当役員の話を聞いて頑張ってください、と言われて終わったと記憶しています。それくらい質素で特に印象に残るものではありませんでした。これから同期となるメンバーと酒を飲みに行ったことくらいしか記憶にありません。

皆さんはどんな内定式でしたか?

 

 さて、今回は世の中にどんな内定式があるのかを今日読んだ日経新聞を基に考えてみたいと思います。私の就活生のころと違って今は売り手市場ですから企業もあの手この手でフォローして内定辞退を防いで来春の入社式に無事入社して欲しいという気概を感じます。

 

 個人的に面白いと思ったのはZoffの内定式です。内定者がサングラスをかけて内定式に臨むというものでした。自社の商品で販売強化しているものがサングラスということでこのような内定式だったそうです。自分が社員になった時にこの商品をお客様にお届けする価値があるものだという認識を高める狙いもありますし、利益率が高い商品だから収益の柱にしていきたいという会社の方針を理解するのにも良いと思いました。

 

 内定式後の研修もいろんなものがあるそうです。例えばJTBは希望者を対象にJTBが開催を支援する「ホノルルフェスティバル」に参加する体験研修を用意しているとのことです。全員タダで参加させていたバブル時代のようにはいきませんが会社でどのようなことをするのかを体験できて同期との親睦も図れるのであればお金を払っていく価値があるかもしれません。個人的にはニトリの取り組みが一番現実的で好きなフォロー体制です。どのようなものかというと12月までには配属先が知らされて入社までに必要なスキルを強化するためのプログラムが用意されるのだそうです。卒論も終わって暇を持て余している時期に入社までに必要な力を身に付けられれば入社時に同期に差をつけることができるので真剣に取り組むと思いました。

 

 このように少子高齢化で若手人材が少なくなる今後はいかに会社の仕事に主体的に取り組んでもらいお客様に満足を差し上げてそれを自分の喜びに帰るかが重要になってきます。ただ楽しいイベントに参加させて何となく会社の一員になったような温い飲み会程度の内定者フォローでは優秀な学生は危機感を感じてそのような会社には入社しないことでしょう。だからこそ企業の人事担当者は採用だけでなくその後のフォローや研修に頭を悩ますのだと思います。

今日はこんなとこです。

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2024年

9月

19日

自民党総裁選に見る雇用政策

皆さん、こんにちは。

 

 自民党の総裁選の告示が始まり9月27日の投開票まで政策討論をしていくことでしょう。でも今日の新聞やネットのニュースを見ていると支持を伸ばしている高市氏潰しが見られ、泥仕合の様相を呈していますね。

 

 

 さて、そんな自民党総裁選で小泉進次郎氏が提唱していた「解雇規制の緩和」が日本の雇用に影響する政策論点だと思いますので取り上げてみます。

 

 そもそも日本は高度経済成長期に優秀な人材をつなぎとめるために日本的経営スタイルを確立しました。その代表例が終身雇用と年功序列です。経済が右肩上がりのころは生活を安定させるための終身雇用は企業が従業員に与えられるインセンティブとして従業員のやる気を引き出すものでした。家族を形成し子育てしていく過程で生活費が増大することに対応して年功序列の賃金体系にすることも非常に合理的な仕組みでした。

 

 しかし、バブルが崩壊して経済が低成長期に入ると終身雇用をするための原資となる利益が減っていき維持できなくなっていきました。日本はその当時、世界で有数の解雇規制が厳しい国だったので、まずは新卒採用の抑制を行ないました。まさに我々の世代が割を食ったわけですが人件費の抑制には寄与しました。これだけでは足りず中高年層の給与水準の高い人を整理する必要が出ました。これがリストラという名の退職勧奨、実質的な解雇につながりました。

 

 この当時は不良債権問題とデフレの発生など社会情勢が混乱していたので、まずは経済の成長というよりは固定費を抑えて売り上げは上がらなくても利益を確保する経営が主流となっていたので採用抑制とリストラが行われていました。しかし、こんなことばかりしていても企業は成長せずグローバル競争に勝てなくなってきたというわけです。少子高齢化も加速してきているので生産性の向上とDXの推進、人手不足による若手人材の積極採用の時代に変わってきました。これが令和の雇用状況と言えます。

 

 このような時代背景もあり、昭和型の雇用慣行を見直し令和型に変革しようというのが、どうやら小泉氏の主張のようです。解雇規制の緩和というと解雇の自由化ということにつながるイメージがあります。でも平成デフレ時代にリストラという名の実質解雇と人件費抑制のための非正規雇用社員の登用を行なったことで大っぴらにクビにしなくても人員調整をできるような環境は整っているのです。

 

 なぜ今更、解雇規制の緩和などと主張したのかがよくわかりません。しかし、日本的経営の年功序列と終身雇用が労働者の健全なモチベーションを喚起することがないので、努力してスキルを身につけて自分で考えてお金を稼ぐための仕組みづくりをしたいのだろうなということは伝わりました。小泉氏はもう少しレトリックを学ぶなど伝え方の工夫が必要かもしれませんね。

 

 いずれにしてもこれからの時代は福利厚生がしっかりしているとか土日休みだ、などと条件面だけを見て応募しても企業は皆さんを見向きもしなくなる時代がやってきていることは確かです。新卒採用でもどんな仕事をしたいのか、配属ガチャは嫌だという学生のためにジョブ型採用を行なう企業も増えてきています。自分の力を発揮できるであろうやりたい仕事をさせてあげます。しかし、結果を残さなかったらクビにします、ということであれば緊張感は今まで以上かもしれませんが給与や昇進で処遇されるので努力が報われる時代になったという前向きな見方ができます。

 

 頑張った人が報われる社会、働き方を選べて親の介護や子育てで負荷を軽減できる社会が実現するのであれば雇用慣行の見直しはいいことなのではないかというのが私の意見です。単純に解雇規制を緩和してリスキリングをして、キャリアカウンセリングを受けて転職マッチングすれば社会が良くなるという仕事もしたこともない政治家の妄言にならないことを切に願うばかりです。

今日はこんなとこです。

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2024年

9月

05日

内定式まで1か月を切った学生の状況はどんな感じか?

皆さん、こんにちは。

 

 9月に入り日中はまだ暑いですが夜になると涼しくなってきて過ごしやすくなってきましたね。こういった時期は私だけの感覚なのかわかりませんが寂しい気持ちになります。夏が終わってしまったんだなと感じるからなのかもしれません。

 

 

 さて、2025年卒学生の採用戦線も落ち着き10月1日に行なわれる内定式までの時間をどのように過ごすか、というのは大事なことだと思います。私が学生の時は8月下旬から9月下旬の1か月間を使ってヨーロッパ大周遊の卒業旅行に行ってました。学生のうちしかできないことを全力でやろうと思っていたのだと思います。皆さんはどのように過ごしているのでしょうか?

 

 昨今は採用戦線も大幅に前倒しされて3年生の夏休みから始まるインターンシップを皮切りに早い人では年内に内定が出ます。半分弱の学生は採用が本格的に始まる3月より前に内定が出ている状況です。GW前には半数以上が内定を獲得する状況になってきています。そうすると内定を承諾してから内定式までの時間が非常に長くなるので学生側は不安に感じることが増してくるかもしれません。それを解消すべく企業側は懇親会を開いたり入社前研修を受けさせたりと様々な策を講じています。

 

 毎回こちらで引用させていただいているキャリタスリサーチの調査で「入社に向けた内定者フォロー」というのがありました。このデータで学生に取ったアンケートで内定者フォローや企業に対しての要望というのがありました。読んでみると「学業の負荷は人それぞれなのに入社前研修の負荷は全く同じなので不公平に感じる」であるとか「学生時代にできることを謳歌してくださいという割には課題が多くて大変です」などの不満があるようです。その一方で「入社前に取得しておくべき資格や知識の習得を早く教えて欲しい」という入社後を見据えて戦力になりたいという前向きなコメントもありました。

 

 これに関して私が思ったのは企業側が学生に気を遣ってる一方で社員としてこれくらいはやってもらわないと困る、という半社員としての内定者の扱いに慣れていないということが原因なのではないかということです。強気にやり過ぎると学生が内定辞退をすると考えるし、甘やかしすぎると入社して使い物にならないということを危惧するのです。

 

 これは完全に私見ですが、学校にお金を払って入学する立場ではないと学生は理解してるはずなので、会社のスタンスを明確にすべきだと思います。学生時代には一切何の課題も出さないので学生生活を謳歌してください。しかし、入社したら給料を払うので研修は厳しく行い結果も問います。結果が伴わなかった場合は試用期間中に解雇することもあります、ぐらい言ったらどうかと思います。

 

 要は緊張感もなくダラダラと仕事に取り組まれても会社は迷惑でしょうし新入社員も力を身につけるためにはシビアな評価にさらされることぐらい理解してるはずです。結果に対する責任を明確にしないまま何となく内定者フォローをして無事入社してくれればそれでいいです、という企業の弱腰がどっちつかずの対応になってしまい、結果として学生の評判というか満足度につながらないのだと思います。

今日はこんなとこです。

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2024年

8月

22日

就活沼にはまる学生が増えているようです

皆さん、こんにちは。

 

 お盆が過ぎ夕方から夜にかけてはだいぶ涼しくなりましたが日中の酷暑は相変わらずですね。日本の気候も亜熱帯化しているので局地的な豪雨が降るようになりました。昨日の東京都心の雨はマンホールが吹っ飛ぶほどの豪雨だったようで危ないですね。気を付けていきましょう。

 

 

 さて、本日は就活沼について書いていきます。

この「沼」って言葉はいろんなところで使われるようになりました。要は何かにはまるということです。今までは好きなことに夢中になるなどポジティブな要素から結果として抜けられなくなって沼にはまる、という表現をされていました。私はカメラが好きなんですけど一眼レフでレンズが交換できるので良いレンズを探し求めて購入するとキリがなくなってしまいます。それを評して「レンズ沼」などという言葉があります。

 

 それでは「就職沼」って何なのか?これは日経新聞の記事で取り上げられていました。記事を読むと昨年からインターンシップのルールが変わって企業側は採用に直結してよい、ということになったのでインターンシップを大幅に強化しました。学生側は行きたい企業のインターンシップに参加することで採用につながる確率を高めたいと考えるので積極的に参加します。大学の指導もインターンシップには参加するように、大っぴらに指導するようになりました。

 

 このような状況で本来の就職活動年次だった大学4年ではなく大学3年の夏休みから実質的な就職活動が始まり学生が忙しくなりました。企業は夏休みを活用してインターンシップを実施するので大学3年生のの夏休みは旅行に行くなどの趣味に費やすことができず、アルバイトにも行けずひたすらインターンシップのスケジュールをこなすことに時間を費やすことになりました。それが就活の沼から抜け出せないという意味の一つとなりました。

 

 もう一つ意味があるらしく採用の長期化がキーワードになります。どういうことかというと大学3年生から活動して大学3年の春休みには内定が出ます。厳密に言うと内定は10月1日に出すものなのでこの段階では内々定です。内定をもらうような学生はたくさんの企業から内定をもらうので自分にとってどこがベストなのかを考える時間が極端な話9月30日まであるということです。内定をもらっても内定をキープしておけば選べるし、まだ次を探すこともできるということで就活が終わらない、という沼にはまる学生も増えているようです。

 

 そうならないためにも自分がやりたいことと身につけたい力を考えることが重要なのかなと思っています。今の時代終身雇用で生涯1社に忠誠を誓います、なんて人はいないと思います。会社を転々として地力をつけて頼られる人材になって高い給料と仕事上での優位性を作りたいというのが本音だと思います。なので昭和のサラリーマンみたいに大きな会社に入って安定を求めたいと思う人は沼にはまるのではないでしょうか?そんな気がしてなりません。

今日はこんなとこです。

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2024年

8月

15日

終戦記念日に思ったこと

皆さん、こんにちは。

 

 本日は79回目の終戦記念日ですね。日本が戦争に負けて焼け野原から復興を果たし今に至るわけですが、悲惨な戦争のかけらなど普段の生活ではこれっぽっちも感じられません。

 

 

 

 

しかし、79年前に玉音放送が日本中に流れたとき日本は戦争に負けたことがわかるような悲惨な状況だったのです。英霊の御霊に日本がここまで発展できたのはあなたたちのおかげですと感謝の念を捧げたいと思います。

 

 さて、今回書きたいと思った内容は自分の考えをしっかり書いて伝えるということはどういうことなのか、ということです。私は靖国神社に参拝に行った時に遊就館という博物館に足を運びます。そこでは明治政府誕生以降の殉職者を祀っているわけですが、太平洋戦争の時の殉職者が多いので遺書などの展示も多くあります。そして今年の2月に鹿児島県にある知覧特攻平和会館に行きました。ここは沖縄戦の特攻基地として太平洋戦争末期に使われていたところに戦後できた施設です。ここでもたくさんの遺書が展示されておりました。

 

 どちらの施設に訪れた人たちはみな同じことを思うことでしょう。19,20歳の若者が親や愛する人々に対して実に立派に感謝の念や国の行く末に対して自分の考えをしっかりまとめているということです。とても自分にはできないな、と思うようなことをしっかり自分の言葉でまとめています。必ず死ぬ特攻隊の隊員として覚悟を決めて現世に言葉を残した凄味というものを感じます。

 

 このような文章を見てしまうと就職活動のESは小手先のテクニックに走り心が感じられないものばかりです。自分の時代にはESはありませんでしたが、やはり今の学生と同じような感覚で小手先のテクニックに走っていたと思います。つまるところ命を懸けた「覚悟」があるかないかの違いなんだと思います。

 

 平和な時代に生まれたことに感謝して、これから取り組む仕事は他の人の幸せに貢献しているかを考えながら有意義な職業人生を歩んで欲しいなと思いました。今日はこんなとこです。

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2024年

8月

01日

インターンシップに対する企業と学生それぞれの思惑

皆さん、こんにちは。

 

 8月に入り学生の皆さんはインターンシップの参加で忙しく過ごしているのではないでしょうか?今年は近年類まれなる酷暑で命の危険を感じるような異常気象です。学生さんも体調管理にはくれぐれもお気を付けください。

 

 

 

 さて、今回お題にした「インターンシップに対する企業と学生それぞれの思惑」ですが、どういうことなのかを書いていきます。

 

 

 まずは学生側の思惑についてポイントを上げます。

 

①どのような企業なのかを知りたい、理解したい

 

②仕事ってどんなものかを体験したい

 

③選考に直結するので参加せざるを得ない

 

他にもあるでしょうが主なものはこの3つと言っていいでしょう。

 

 

 

 これに対して企業側の思惑についてポイントを上げます。

 

①自社や自業界に少しでも興味のある学生と接触したい

 

②優秀な学生に接触したい

 

③働くことをイメージできている学生と接触したい

 

だいたいこんな感じです。インターンシップは就業体験なので働くことをイメージできるように企業が学生に教えてあげる、というのが今までの大学生のインターンシップのイメージでした。しかし、企業はボランティア団体ではないので実利のないことはしません。採用につながらなければ意味がないのです

 

 

 それぞれの思惑のポイントを挙げました。

 

 

学生側は「してもらう・教えてもらう」ことを期待してインターンシップに参加します。

 

企業側は「戦力の見極め」のためにインターンシップを実施します。

 

 

それではどんな学生が希望のインターンシップに参加できるかと言えば「目的が明確で働くことをイメージできている」学生です。

 

 この辺のことはキャリタスリサーチが7月29日にリリースした調査データにも書いてあります。「接点を持った学生に対して感じたこと」という項目を読んでみるとこんなことが書いてありました。

 

 

仕事内容よりも条件を聞きたがる

 

仕事そのものよりもワークライフバランスに興味を持ってる

 

業界研究・企業研究が足りない

 

知名度重視で大手志向

 

丁寧に教えて欲しいなど学校の延長で考えている学生が多い

 

 

 企業で働いて給料を稼ぐ人になるという自覚を持って欲しいというのが企業の本音なんだということを理解したうえで学生独自の主張をしてみたら印象がポジティブになるのではないかと思います。他人に対する配慮というのは大事ですし企業に入ったら気を配りまくるので学生のうちからやっておきましょう。今日はこんなとこです。

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2024年

7月

19日

エントリーシートや面接もAIで対策する時代

皆さん、こんにちは。

 

 関東地方は昨日梅雨が明けたそうです。梅雨入りは遅く梅雨明けは早い。梅雨っぽい梅雨を感じることなくこれから猛暑日と戦い続けるのかと思うと気が滅入ってしまいますね。

 

 

 

 さて、今朝の日経MJ1面で取り上げられていた

 

  就活AI VS 採用AI

 

という記事に目が行きじっくりと読んでしまいました。

 

 簡単に言ってしまうと企業が学生に課すエントリーシート(ES)をChat-GPTやGemini などの生成AIを活用して作成する学生が増えてきている。それに対応すべく企業も生成AIを活用してESを判定したり面接で活用したりと、どちらの側も生成AIを活用している現状を取材したものが掲載されていました。

 

 以前であればAIを活用するなど言語道断という雰囲気が企業側にはありましたが、現在では自分が職場で生成AIを活用しているので「使うな!」とは言いづらいという後ろ向きな肯定派が増えてきているそうです。

 

 学生の方も本命企業はしっかり自分で考えてESを一生懸命作成するけど、滑り止め企業には生成AIを活用しているという心情も掲載されていました。

 

 このような便利なツールが出現したのに使うな、というのはおかしいと思うし規制したところで絶対活用するはずです。そうであれば生成AIが活用されることを前提とした新たな採用手法が模索されることでしょう。それによって学生の側もまた対策を講じるといういたちごっこが今後も果て無く続くということでしょう。

今日はこんなとこです。

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2024年

7月

11日

7月1日現在の就活生の現状はどうなってるの?

皆さん、こんにちは!

 

 猛暑続きで気候と体がうまくアジャストできませんね。特に就活生はスーツ姿で活動しているので熱中症や脱水症状には気を付けて活動していただきたいと思います。私もこの猛暑続きで今までの社会人人生で初めてぼーっとしすぎて朝の髭剃りを忘れて仕事に行ってしまいました。

 

 

 さて、本日は7月1日現在の就活生の現状についてシェアしたいと思います。インターンシップが採用直結にしてもいいとなってからますます活動が早期化しています。その状況を反映して昨年以上に動きが速くなっていました。調査データの参照元はキャリタスリサーチから取っております。

 

・7月1日現在の内定率:89.7%(昨年は86%)

→うち就職活動を終了した学生:79.7%

 

・活動継続者(内定+未内定学生合わせて)20.3%の状況

→採用選考に進んでいる企業に絞って活動:26.8%

→新たな企業を探しながら幅広く企業を広げる:28.5%

 

 この結果を見ると8割の学生は就活を終了している一方、内定を保持している学生も未だに活動をしています。未内定の学生に関しては内定保持者と内定獲得競争をしなくてはいけないので心理的なプレッシャーもあるでしょう。内定保持者でも今の会社よりさらにいい会社があるのではないかとすでにある内定を保険により良い会社を探しています。

 

 夏採用とか秋採用という形で内定辞退者の穴を埋めるべく意外な会社が追加募集をするタイミングでもあるのでもう少し活動してみたいというのが本音なのかもしれません。新卒の就職に関しては一生に一回のことなのでじっくり考えて納得のいく活動をしてもらいたいと思います。今日はこんなとこです。

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2024年

6月

28日

高卒採用が活況を呈している!

皆さん、こんにちは。

 

 今日の日経新聞1面にこんな記事が出ていたのをご覧になられましたでしょうか?

 

「高卒採用、27年ぶり大卒上回る伸び」

 

これの何が1面に掲載されるほど重要なの?と思われた方もいらっしゃると思います。ひと昔であれば就職するために大学を出ないといい会社に勤めることができないよ、と呪文のように言われていました。

 

 

 だからこそ大学進学率が上がり今では6割近くの高校生が大学に進学するようになりました。言い方は悪いですが猫も杓子も大学に行くと大卒という価値が目減りしているのは否めません。

 

 逆に言うと余程の上位大学を選ばなければ大学に行くことはできるのに進学せずに就職を選ぶというのは働くことへの覚悟ができていると言えます。働くことへのモチベーションが高いので戦力化したいという企業の思惑とも合致します。

 

 このような状況の中でAIやロボットでは代替できない人の作業が求められるような職種、いわゆる現場作業系の仕事で人手不足が起こっているので高校生に企業の熱視線が向けられているということです。今までホワイトカラーへの就職を目指して大学に進学した人たちもAIやロボットで代替できるようになってきてしまったので単純に知識があるとか事務作業が速いというだけでは採用できなくなっています。

 

 そうすると大卒も現場作業系の仕事に就く人たちが増えてくるのです。しかし、給料の問題で考えると年功序列の日本においては高卒採用の方が給料が安いので現場作業系であれば高卒採用で賄いたいという企業の気持ちが出てきます。みんなが同じようなことを考えるので高卒採用が今後熾烈を極める可能性が高くなるのです。

 

 これからは進学するのか就職するのかを真剣に考えないとチャンスを逃すことが出てくると思います。大学に行けばいい会社に入れる。資格を取れば就職できると安直に考えるのは危険です。何のために学ぶのか?何を学ぶのか?どのように学ぶのか?をしっかり考えることが大事です。今日はこんなとこです。

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2024年

6月

14日

6月1日時点での就活生の内定状況はどうなっているのか?

皆さん、こんにちは。

 

真夏のような陽気ですね。梅雨入りはどうなっているのでしょうか?梅雨がなく即夏ですね。どちらにしろ嫌な季節です。就活生はスーツを着るので不快なことこの上ないと思います。

 

 

 

 さて、6月1日から面接が解禁になったという建前で就職活動は進んでおります。その6月1日時点でどのくらいの就活生が内定を獲得しているのか?キャリタスリサーチのデータがUPしていましたのでご紹介します。

 

内定率 85.2%(前年同時期は81.3%)

→3.9ポイント上昇しています。

 

他にも内定は保持しているけど未決定の学生に調査したデータがありました。決めきれない理由は1位が本命の企業から内定をもらえていない状態だから。2位が複数内定の中で優劣をつけられない。3位は内定は得たが自分に合っているかどうかわからない、でした。

 

 いざ内定をもらってもいろいろ悩むことが多いと思います。就職活動が初めての経験なので当然だと思います。社会人の先輩としていえるのは一発で自分にとって最高の会社を見つけることはできないということです。ほとんどが自分にとって100%都合のいいことが起こらないので妥協して合わせていくか、諦めて次を探すかということになります。確実に言えることは力を身につけて認められて会社に残るor転職するという選択肢を持てるようにするということです。

 

 ということで今のベストを探しすぎない方がいいのではないかと思います。会社や仕事は時代に合わせて変化していくものです。今は良くなくても将来良いかもしれませんし、その逆もまたしかりです。まずは現時点で納得した会社で覚悟を決めて働いてください。

今日はこんなとこです。

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2024年

5月

29日

6月1日から選考開始という虚しい響き

皆さん、こんにちは。

 

昨日は台風のような雨風が夜にやってきましたね。びっしょびしょになった方も多かったのではないでしょうか?ちなみに私はびっしょびしょになってしまいました。

 

 

 

 さて、本日取り上げるのは6月1日から採用の選考が開始されるというトピックです。一応建前上は現在の大学4年生のスケジュールとして3月1日から採用広報が開始されます。平たく言うとリクナビなどの就職サイトがオープンする日ということです。ここから会社説明会が始まるということになっています。筆記試験などの選考や書類審査(ES)を経て6月1日から採用選考、つまり面接が開始されるということです。

 

 実際にこのルールを建前上守ろうという会社はあります。経団連に加入しているような日本を代表する会社はこのルールを守っていますよ、という姿勢をみせます。でも実際のところはすでに内定を出しています。この件については以前のブログで内定率の紹介をしていますのでこちらをご覧ください。

 

 以前からこの違和感についてこのブログで書いています。なんでみんな守っていないのを知っているのに守ろうとするのか不思議です。この偽善を日本を代表するような大企業がやっていることが問題だと思います。これらの企業は最近JTCと言われています。

 

Japanese Traditional Company(伝統的な日本企業)

 

 これってイノベーションを阻害して日本の成長力を下げている企業と私は見ています。外圧に押されて重い腰を上げる企業で企業版の老害だと私は思います。採用も同じで外資系企業だとかIT企業だとかが形骸化したルールを無視して優秀な人材をどんどん採用していきます。それに泡を食ったJTCがルールを守っていますよという偽善で裏でコソコソ学生に接触しています。本当に優秀な人にはこの光景が虚しく愚かに見えているはずです。だからJTCはそっぽを向かれて優秀な人材が採用できずにいます。

 

 採用現場が責任を問われないように上位校の学生をとりあえず採用しました、ということをずーっと繰り返しています。採用された学生は「なんだ、この生産性もなく目的もよくわからない仕事は!」と仕事をしていくうえで気付いてしまい、安い給料で使われるのがアホくさくて外資系企業に転職するということなのでしょう。

 

 こんなバカな制度は一刻も早く辞めて欲しいと私は就職会社にいたころから考えていました。その会社を辞めて10年以上たちますがまだ同じことを繰り返していることに辟易としています。なんだかんだ言って大手企業に入社さえすれば社会的なステータスを得るので住宅ローンを組むのも何の問題もないし結婚相手もステータスを重視するのでアドバンテージがあります。周囲の人から尊敬のまなざしを得られるので学生側もJTCを選ぶ傾向があるので成り立っているのでしょう。色々とモヤモヤしますがこれが現実だということです。今日はこんなとこです。

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2024年

5月

16日

2025年卒就活生の5月1日時点の活動状況はどうなっているのか?

皆さん、こんにちは。

 

5月に入って暑い日が続くのかと警戒していたら、意外と涼しい日が続いていますね。大気が不安定で風が強く雨が降るのが困ってしまう点ですね。就活生にとっては面接も説明会もオンラインが多いのではないかと思いますので、そこまでの影響は受けていないかもしれません。

 

 

 さて、本日は5月1日時点の現大学4年生の就職活動の状況がどうなっているかについてお知らせします。データの参照元はキャリタスリサーチからご紹介します。

 

◆内定状況(カッコ内は昨年の数字)

全体:76.9%(70.2%)

活動終了学生の割合:46.2%(40.4%)

内定社数:2.3社(2.2社)

 

 やはりといった感じで内定率は上がっております。活動を終わらせた学生の数も昨年と比べて6ポイントほど上昇しています。採用に直結させてもよくなったインターンシップの影響をうけたのでしょう。

 

◆内定を得た企業の業界

 こちらは全体でも文理でもすべてで情報処理・ソフトウェアが1番人気でした。IT人材が足りない、足りなくなるということは以前から言われていたことなので企業側も積極的に採用しているのが見えてきますね。。学生の側も将来有望で高収入を見込めるので積極的にチャレンジしているのだと思います。

 

 最後に毎年思うことですが内定出しが年々早くなっています。大学2年生の春休みくらいに就職どうしようかな?って考えていないと大学3年生の夏休みに行なわれるインターンシップの準備もできないでしょう。そうしたら就活に縛られない大学生活は2年あるかどうかといった感じです。個人的には大学行って勉強して遊んだ経験、先輩や後輩と過ごす時間が経験になって社会で活用できると思っているので何のために大学に行ってるのかが正直わからない、というのが感想です。皆さんはどのようにお考えですか?

今日はこんなとこです。

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2024年

5月

03日

面接官ガチャという言葉を初めて聞きました

皆さん、こんにちは。

 

本日は憲法記念日です。

日本の平和が維持されているのも平和憲法のおかげ、という見方もできますが私は個人的に制度疲労しているので改憲した方がいいと思っています。北朝鮮や中国やロシアの脅威にさらされている現実があるのに立場があやふやにされている自衛隊の扱いはひどいとしか言いようがないと思います。

 

 

 さて、今回の話題は5月1日付の日経MJ1面に取り上げられていた

 

「面接官この方で」学生に指名権

 

という記事によります。記事を読みますと面接官ガチャで第一志望に落ちてしまった、というXの投稿を見た企業の人事担当者が「面接はフェアではない」という考えに至ったから面接官のプロフィールを紹介して学生に面接官を選んでもらおうということになったんだそうです。

 

 試みとしては面白いし確かにフェアだと思います。ここで学生に勘違いして欲しくないのはフェアな対応を企業側がして採用したのであれば、求める成果をその社員が提供しなかった場合の報いを得なくてはいけないということです。自分にとって100%いいことが起こるわけではないので必ずトレード・オフの関係になるということです。

 

 これからジョブ型採用も増えるでしょうから企業側も任せる仕事をきっちりと定義して適材適所で人材を確保するでしょう。そういう時代になれば採用の仕方もこのような面接官指名制度など増えてくるのでしょう。どんどん時代が進み制度もアップデートされています。そこで求められているものが何かを汲んでパフォーマンスで評価される時代なのである意味応募者には今まで以上に相手に対する品質保証が求められる時代に入ったということなのでしょう。今日はこんな感じです。

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2024年

4月

25日

留学生の就職意識はどのようなものなのか?

皆さん、こんにちは。

 

 今日の大谷選手の活躍は素晴らしかったですね。3本のツーベース・ヒットってすごくないですか?今日は6打数3安打2打点で打率が371となりました。もちろんチームNo.1の打率です。日本人が海外で活躍をしていると鼻が高いですね!

 

 

 

 

 

 今回は就職に関する面白い調査データがあったので紹介します。データは株式会社キャリタスが本日4月25日に公表した「海外留学⽣のキャリア意識と就職活動調査」です。この調査データは日本人が海外に正規留学あるいは交換留学など長期の留学をしている学生に調査したものです。調査結果を日本の大学に通っている学生と比較してあるので考え方の違いに触れることができます。この中から個人的に興味を引いたものを抜粋して紹介します。ご関心のある方はこちらからご覧いただけます。

 

①就職先企業を選ぶ際に重視する点

 

日本人留学生

1位:給与・待遇が良い

2位:将来性がある

3位:大企業である

4位:社会貢献度が高い

5位:有名企業である

 

国内学生

1位:給与・待遇が良い

2位:将来性がある

3位:福利厚生が充実している

4位:社会貢献度が高い

5位:職場の雰囲気が良い

 

日本人留学生はとにかく大手、給料が良くて有名であることを求めています。日本国内の学生は雰囲気であるとか福利厚生に興味があります。同じ日本人でも学ぶ環境で違いが出ています。

 

②企業に評価してもらいたいこと

 

日本人留学生

1位:コミュニケーション能力

2位:異文化対応力

3位:語学力

4位:協調性

5位:リーダーシップ

 

国内学生

1位:コミュニケーション能力

2位:協調性

3位:熱意

4位:明るさ

5位:信頼性

 

こちらは日本人留学生は自分の持っている力を具体的にアピールして評価してもらいたいことがわかります。対して国内学生は情緒的で抽象的なものを評価してもらいたいことがわかります。

 

③就職先企業選びへの影響度合い(とても影響するのみを記載)

 

1.仕事を通して成長できること

日本人留学生:70.8% 国内学生:48.9%

 

2.多様性のある職場環境であること

日本人留学生:44.0% 国内学生:27.0%

 

3.柔軟な働き方ができること

 

日本人留学生:45.7% 国内学生:48.0%

 

仕事を通して力を身につけるとか刺激を得ようと手段としての仕事ととらえている日本人留学生に対して国内学生はバランスよくそこそこの充実感を得たいのかなと私は感じました。

 

 同じ日本人でも学ぶ環境や誰と接するかで考え方も変わってくるということが数字で分かるので大変興味深かったです。

今日はこんなとこです。

 

 

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2024年

4月

11日

2025年卒新卒採用戦線の4月時点の内定状況

 皆さん、こんにちは!

 

 今年は桜の開花が遅く、やっと咲いたと思ったら先日の暴風雨であっという間に散ってしまい葉桜になってしまいました。刹那的で一瞬の出来事でしたが記憶には残りました。皆さんは花見はできましたでしょうか?私は富山県に出張に行っていたのですが世界で最も景観の綺麗なスタバというところに行ってきました。桜が咲いていてライトアップされていたので、それが私の花見となりました。

 

 さて、今日のお題は現4年生である2025年卒の方の4月1日時点での内定率はどうなっているかについてお伝えします。データ参照元はキャリタス就活のものから紹介します。

 

 4月1日時点の内定率62.8%

 

 昨年同日は52.9%だったのでおよそ10ポイントも増えたということがわかります。ちなみに昨年インターンシップに参加した企業から得た内定という方が67.5%と数字としては大きな数字ではあるのですが、昨年は同じ条件で70.1%ということで2.6ポイント低くなっています。ということはインターンシップ経由でなくても企業側は早期に学生と接触して早めに内定を出しているということがわかります。

 

 建前上の採用戦線の序盤ではありますが、実際はかなり早い段階で内定出しが行われているのでゴールデンウィークで大勢が決するとみて良いのではないでしょうか?また次回5月1日の状況がどうなっているのかを見てみましょう!今日はこんなとこです。

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2024年

4月

01日

新年度が始まり気持ちを新たに仕事に臨む新入社員の方へ

皆さん、こんにちは。

 

 本日は4月1日で新年度の始まりです。気持ちを新たに仕事に臨むスイッチが入るそのタイミングが4月1日だと思います。特に新入社員の方は初めて仕事に臨むので希望と緊張が入り混じっていることだと思います。

 

 

 毎年この日になるとサントリーの新聞広告に新社会人向けのメッセージ広告が掲載されます。このメッセージを執筆されていたのが昨年11月に亡くなられた伊集院静さんです。このメッセージの始まりは2000年4月からだそうです。私が社会人になったのが1998年だったので私の時にはなかったのですが、毎年新聞でお目にかかるメッセージ広告だったので自分の時はどんなだったのかな、なんて思っていました。

 

 それくらいこのメッセージ広告は綺麗ごとではなく実際に働いて辛苦を味わった伊集院さんの味わい深いメッセージが心に響くのです。深い味わいは職歴を経るごとに深まっていきます。まるでウィスキーの熟成のようです。さすがサントリーさんですね。

 

 そんな伊集院さんのメッセージ広告ですが今年のものは第1回の2000年4月に掲載されたものが掲載されています。今読んでも大変味わい深いものです。自分の新社会人の頃を思い出して読んでみると確かにそうだよな、と49歳になる今の自分は理解できるようになりました。皆さんもぜひ新聞に目を通してこのメッセージ広告を読んでもらいたいと思いました。今日はこんな感じです。

 

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2024年

3月

25日

配属ガチャについて考えてみた

皆さん、こんにちは!

 

 サクラの開花予想ではすでに咲いているはずなのですが近頃結構寒いのでまだまだ開花にはほど遠いようですね。でも入学、入社のタイミングで咲いてもらった方が雰囲気が出ますので良いと思います。

 

 

 さて、今日のお題は配属ガチャです。近年よく言われていたことですが、自分が希望する部署や働き方ができないとモチベーションが上がらないだけならまだいいのですが、辞めてしまう方もいるということで話題になっておりました。

 

 たまたま今日の日経MJのトップ記事で

 

「なくせ配属ガチャ一歩づつ」

 

というのが取り上げられていました。

日経MJという新聞の性格上、小売り・サービス業の採用と配属のことが取り上げられていました。全国に店舗網を巡らしている大手企業が多いので希望しない勤務地であるとか職種に配属される可能性が今までの総合職採用では当たり前でした。しかし、それだと採用が上手くいかないので今時の企業は勤務地を限定するとか職種を限定する採用方式に切り替えるなどで対応しているのだそうです。

 

 これは自分の進みたい方向性だとか将来のキャリア像が明確な人にとっては最高の仕組みだと思いいます。しかしながら学生と接する機会が多い立場の人間から見ると、そこまで自分の将来像を明確に思い描いている人はいないかなといった印象です。

 

 メリットは大きいですがデメリットもあります。どういうことが考えられるかというと「あなたの言うことを聞いたのだから期待以上のパフォーマンスはマストで出してくださいね」とトレードオフの関係になります。自己主張をするということはこういうことです。しっかりリスクを負う覚悟が必要です。勤務地に関しても本来であれば総合職はどこにでも行くことを拒否しない代わりに出世や昇給とトレードオフになっていました。

 

 つまり自分の価値観やライフスタイルに応じて働き方を選択していく時代になってきたのだと思います。企業側もみんながみんな幹部にできるわけではないのでインセンティブを与えることで出世したい人、地元に残りたい人、時間外労働を極力したくない人、現場の専門職になりたい人など多様な働き方を実現できるようになるのだと思います。いずれにしても自分でしっかり考えて自己責任で行動することが求められる時代になったということだということですね。今日はこんな感じです。

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2024年

3月

19日

インフレと賃上げについて

皆さん、こんにちは!

 

 花粉症の方にはつらい時期ですが特にこの2~3日は風も強かったのでひどかったですよね。私は比較的症状が軽い花粉症なのですが、目は痒くくしゃみが止まらず、夜寝ていても鼻水が止まりません。皆さんはいかがですか?

 

 

 さて、3月も中旬となり就活も順調に進んでいると思います。そこで就職をする際に気になることの最も大きな部分は賃金が占めるのではないでしょうか?やりたい仕事があっても賃金が安すぎたら敬遠しますよね。そこで今日のお題がインフレと賃上げについてということを取り上げます。

 

 最近賃上げのニュースが盛んに取り上げられています。なぜかというと平成時代の失われた30年で賃金は上昇せず雇用を守るということに主眼があり、結果として経済が成長しませんでした。いわゆるデフレの時代でした。賃金が上がらないので物価は上がらず、経済規模が拡大することもなかったということです。これがデフレスパイラルで消費をしなくなりますから企業活動も低迷してさらに景気が悪くなってしまいます。そんな時代が一昨年くらいまで当たり前のように続いていました。

 

 しかしコロナが明けてから経済活動が活発になると需要が旺盛なのに供給がひっ迫して物価が上がるようになりました。ウクライナ戦争の影響もありますが諸外国のインフレの影響や為替の事情もあり日本でもインフレが起こっています。現状はコスト・プッシュ型と言われるインフレで原材料の高騰を価格に転嫁したインフレです。

 

 これだと物が買えなくなり消費活動が減退していってしまいます。これに加えて現在の日本は少子高齢化で労働者不足で困っています。そこで人を雇うには人件費を上げて優秀な人材を確保しなければという機運が高まっています。人件費が上がることで労働者の賃金が上がり消費行動にポジティブに働きます。これが経済活動の好循環で良いインフレとされています。しかし、現状はまだ途上だと思います。日本を代表するような大手企業は積極的な賃上げをしてますが、中小企業まではまだ回っていないのが現状です。

 

 大手企業から中堅~中小企業まで賃上げが浸透すると日本の経済的な活力は増して働く意欲も向上して心が豊かになる生活の質も向上していきます。こんな状況がやってくるのが望ましいのですが、途上段階の現在で日銀の金融政策決定会合が行われ、経済を引き締める政策に舵が切られる可能性があります。本日の夕方に記者会見があるのでそれを見てみないとわかりませんが、あまりポジティブな内容ではないかもしれないと個人的には思っています。

 

 日本が活力を復活させて欲しいと思うし明日のことを不安に思わなくてもよい社会が実現して欲しいなと願っています。新卒で就職活動をしている皆さんも思いは同じだと思います。手間暇をかけてでも自分の将来に影響しますので悔いのないように活動して欲しいなと思います。今日はこんなとこです。

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2024年

3月

08日

3月1日時点の内定率ってどんな感じなのか

こんにちは。

 

 今朝は雪が降って電車が遅延して大変なことになるなんて言ってましたが大したことにならずによかったです。皆さんは大丈夫でしたか?就活生は東京の都心に出ることが多いので電車の遅延は致命的ですからね。

 

 

 

さて、本日は3月1日から就職課ts動画解禁された中ですでに内定を持っている学生ってどれくらいいるのかを調べてみました。データはキャリタスリサーチの調査資料を基にしています。

 

①3月1日時点の内定率

43.2%(昨年対比で10.8ポイント上昇)

②内定を得た企業のうちインターン参加企業の割合

72%(昨年対比で1.9ポイント減少)

③内定取得者のうち活動を終了した学生の割合

 

11.5%

④エントリー状況

一人当たりエントリー数は平均21.2社(昨年対比2.1社増加)

 

 まず内定率で見てみると昨年対比で10ポイント以上の上昇って異常な数字が出ています。インターンで早期接触して、そこから内定を出す採用直結型のインターンシップを企業が行っていたということでしょう。これは②のデータが裏付けになるでしょう。

 

 次に内定を獲得したものの活動を継続している学生が88.5%いるということです。まだまだ色んな企業を見てみたい、比較検討してみたい、とりあえず保険として内定キープといったところでしょう。

 

 まだまだ就職活動は序盤戦なので焦ることなく納得の活動をしていただきたいと思います。今日はこんなとこです。

 

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2024年

3月

01日

本日3月1日は就職活動の解禁日

皆さん、こんにちは。

 

 本日3月1日は就職活動の解禁日ですね。新聞やTV、ネットニュースでこのことが取り上げられています。何も知らない一般の大人たちは「へぇ~、そうなんだ。学生もたいへんだな~」くらいに思っていることだと思います。

 

 しかし、実態は昨年の夏休みに行なわれたインターンシップに参加することで就職活動の第一歩が始まり、そこからマッチングした学生に内定を出すという流れが出来上がっています。

 

 実際に2月1日時点の2025年卒学生(現3年生)の内定率はキャリタスリサーチで33.8%と出ています。3月1日以前に活動が行われないとこういう数字は出ませんよね。とは言えども一応ルールはルールなので形式的に3月1日から会社説明会の告知をしてインターンシップ組の採用学生とは別で新規の優秀な学生に接するというのが就職解禁日の実情でしょう。

 

 まだ内定をもらっていない学生が大半だと思いますがこれからでも十分に間に合いますのでしっかり企業のことを調べて会社説明会で追加情報を得て筆記試験や面接に臨んでいただければと思います。今日はこんなとこです。

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2024年

2月

23日

理想の上司ランキング2024が発表されました

皆さん、こんにちは。

 

 今日は天皇誕生日で今月2度目の3連休です。あいにくのお天気で非常に寒いですね。今日は家にこもってHDDに貯めたドラマやバラエティを一気見するに限りますね。

 

 

 さて、2月21日に明治安田生命が発表した理想の上司ランキングが発表されました。この結果は以下の通りです。

実際はTOP10なのですが上位5名をピックアップします。

 

【理想の男性上司TOP5】

①内村光良

②大谷翔平

③ムロツヨシ

④安住紳一郎

⑤栗山英樹

 

【理想の女性上司TOP5】

①水卜麻美

②天海祐希

③いとうあさこ

④新垣結衣

⑤アンミカ

 

 これを見ると男性部門の2位に入った大谷翔平はWBC以前は理想の部下で1位だったんじゃないかなと記憶しています。昨年のWBCで「憧れるのはやめましょう」というメッセージやチームを鼓舞するプレイなどリーダーとしての風格を感じますよね。この辺を若手社員は評価しているのかもしれません。それにしても大谷の上司の栗山監督が5位というのは皮肉ですね。大谷がごぼう抜きしてしまいましたね。

 

 女性部門は安定の水卜麻美と天海祐希です。ちょっと前は強くてかっこいい天海祐希が1位でしたが部下に寄り添う優しいイメージの水卜麻美が昨年も1位だったので時代のトレンドなのかなと思います。3位のいとうあさこや5位のアンミカあたりは常に笑顔でポジティブで優しく寄り添うイメージが強いですね。個人的に意外だったのは4位の新垣結衣です。結婚してから俳優の仕事は大幅に減らしてCMメインで活動していますので露出がだいぶ減っています。その少ない露出に上司をイメージさせるものがないので何を根拠に上司としているのかがわかりませんでした。年齢的に上司の年齢ということなのでしょうか?だとしたら年功序列なイメージで決めているということなのでしょうかね。

今日はこんなとこです。

 

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2024年

2月

16日

2月1日時点での就職活動状況はどうなっているのか?

皆さん、こんにちは。

 

 今週中ごろから4月の陽気で着るものとか体調管理などいろいろ大変ですよね。春一番も吹いて風が急に強くなったり、花粉が舞って私は目のかゆみとくしゃみに苦しんでいます。皆さんもお気を付けください。

 

 

 さて、2月も半ばになりましたので2月の就活状況がどうなっているのかという概要を皆さんと共有していきます。データの元はキャリタスリサーチのものでご紹介します。一応就活解禁は3月1日なのですが実際にはかなりの学生が本格的に動いております。

 

①インターンシップの参加状況

1日のものは90.9%の学生が参加済です。5日未満のものが59.2%で5日以上のものが38.8%という結果になっております。昨年と比べると5日以上のものが10.3ポイントも増えているということで企業側がインターンシップを重要視して採用に直結させたいという気概が伝わります。

 

②本選考を受けた割合

2025年卒の学生は2月1日時点で71.3%です。昨年が68.2%だったので3.1ポイント増えています。早期化が加速していますね。

 

③内定の有無

2025年卒の2月1日時点での内定ありという学生は33.8%です。昨年が23.8%だったので10ポイント増えています。上記①と②から企業が採用直結のインターンシップを増やして早期に活動する学生が増えたので内定が大幅に増えたということが言えるでしょう。

 

④就職先候補として判断するために知りたい情報上位3つ

1.福利厚生63.8%

2.仕事内容・職種62.4%

3.勤務地54.9%

妥当と言えば妥当かもしれませんが仕事内容より福利厚生が最重要視されているというところが気になりました。福利厚生って仕事の対価として得られる権利だと思います。仕事をする前から福利厚生を重視するということは対価を提供する前から権利を主張しているような気がしました。たまたま最近「働かない日本」という本を読んだので余計にそう思いました。仕事の楽しさややりがいが見出せない社会なので主体性がなくなり受け身の体質になってしまい、新たなものが生み出しにくい体質になっているといった内容ですが、若者にも伝播してしまっているのかなと感じました。

 

 データから概要を私なりにまとめてみました。確実に言えることは今年も就職戦線は大幅な早期化であるということです。そして早期化する理由は企業が優秀と認めた学生を囲い込むということです。そうすると重複内定する学生が増える一方で全く内定が出ない学生も増えるということです。自分の立ち位置を客観的に見てどの企業にチャレンジするかを早めに見極めることも必要になると思います。なかなか大変な就職戦線ですが頑張ってください。

今日はこんなとこです。

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2024年

2月

01日

企業のオヤカクについて考えたこと

皆さん、こんにちは。

 

 2月に入り寒さが本格的になると思いきや東京の予想気温が17度ということで温暖化がシャレになっていないことを身をもって感じる今日この頃です。

 

 

 

 さて、今回取り上げたのは企業の「オヤカク」についてです。一昨日Yahooニュースでこの言葉を見たときに何のことかさっぱりわかりませんでした。これの意味は学生に内定を出した企業が内定受諾の意思を学生だけでなく親にも確認する、ということだそうです。こういったことは最近に始まったことではないのは自分が現場にいる時からあったので知っていました。しかし、業種としてはパチンコ屋さんとか外食産業とかサービス業の中でも不人気業種と言われる会社が親向けに「安心してくださいね。うちはしっかりしてますよ」をアピールするためのものでした。

 

 最近は事情が違うようで子供の将来設計も親が仕切りたいらしいです。子供はその会社に行きたいと言っても親がNGを出すことで内定辞退されてしまう企業からすると親の承諾も得なければいけないと考えるのは当然なのかもしれません。最近はニュース報道でブラック企業のことなどを取り上げることもしばしばなので親が不安に思うのも理解できなくはないです。

 

 しかし、子供がその会社で頑張ると言っているのだから親は見守っていればいいんじゃないかと思います。自分の人生を自分で決められないような人が会社に入社したら意思決定も人任せになってリスクを負わないんじゃないかと私は思います。失敗することで学ぶこと、痛い目に合うからこそ学ぶことは多いので学習機会を失うことは成長を阻害することだと私は思います。皆さんはどのようにお考えでしょうか?今日はこんなとこです。

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2024年

1月

26日

安定を求めるためにはチャレンジしなければいけない

皆さん、こんにちは。

 

 今週は大規模な寒気の影響で冬らしい寒さが到来しましたね。特に日本海側の方は大雪による交通・物流網のマヒで困難な思いをしてらっしゃると思います。

能登半島の被災者の方の生活がままならず大変な思いをしていることと思います。

 

 

 

 さて、今回は就職先に安定を求めることについて書きます。特に今まで本格的に働いたことがない学卒での就職は他人から聞いたことや自分が思い描く性善説に基づく想像の産物で理想の就職先を思い描くはずです。そこで失敗したくない、安全策を選びたい、将来にわたって安定した仕事に従事したいというのは当たり前の発想です。

 

 しかしながら企業で働いている側からすると目標を達成したからこそ利益が増えてそれが分配されることで給料が増えて、その結果が安定した生活が送れるということになります。つまり「安定」は何もしなくてもそこにあるのではなく、安定させるために様々なチャレンジをした結果の産物であるということです。

 

 ということで安定したところに何も努力をせずタダ乗りすることは許されません。一緒に苦労を共にしてくれるメンバーを期待して新卒採用をしているということを念頭にESや面接でアピールしてください。今日はこんなとこです。

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2024年

1月

19日

年明け早々に内定をもらっている学生がいる現実

こんにちは!

 

 昨日今日と温かくて過ごしやすいですが、明日から関東で積雪を伴う雪の可能性があります。寒いのは嫌ですね。体調にはくれぐれもお気を付けくださいね。

 

 

 

 さて、本日はキャリタスリサーチが公表したデータで1月1日現在の就職意識調査から内定の状況をみてみます。1月1日時点での調査ということは12月中に活動をして面接を受けて内定をもらっていた、ということを意味します。そのデータを見てみます。

 

内定を得たと回答した学生の割合

今年:23.6%

昨年:14.9%

8.7ポイント増えています。

 

 内定を得ている学生の平均社数:1.4社(前年も1.4社)

このうちインターンシップ参加企業から内定をもらった社数は0.9社(前年は1.1社)となっております。昨年と比べるとインターンシップ経由でなくても新規で会社説明会などに参加して内定を獲得している学生が増えているということでしょう。

 

 いずれにしても就職活動の早期化はどんどん進んでいる現実が見て取れます。焦らずに活動してもまだ問題のない時期なので情報にあおられることはないと思いますが、着実に就活をして内定を獲得するための努力をしている学生もいるということは理解しておいた方がいいかもしれません。今日はこんな感じです。

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2024年

1月

11日

資格取得は就職するのに万能なのか

こんにちは!

 

 年末年始は大学の授業が終わるタイミングが多く、学生のプレゼンテーションを聞く機会が多いタイミングです。そこで学生が大学で何を学び、経験し、将来どうなりたいかの話を聞いていると驚くほどほとんど同じことしか話しません。今年だけの特徴ではなく10年前くらいからこの傾向が見られます。

 

 それではこの傾向とは何かということなのですが、時代の空気を反映していることと親の考え方をもろに反映した夢のない将来像です。

 

①安定した公務員になる。

何がやりたいかではなく、そこにいれば給料は安定し一生安泰である。

おそらく親が「公務員になって安定した仕事でくいっぱぐれがないようにしなさい」と言われてその教えを忠実に守っているのだと思います。

 

②パソコンや英語の資格を取れば就職できるのでこの資格を取りたい。

今時パソコンをいじれたから就職できるって、まさか若者から聞くとは思わなかったです。こんなことを言っているのは50代以上の世代だけではないでしょうか?パソコンが珍しかった世代だと使いこなせることが就職の近道という時代でしたが、今はスマホの時代ですしPCは大学の授業で当たり前のように使っているので教わらなくても使えるものではないでしょうか。英語に関しても今や普通に仕事でつかえる人も増えているので珍しくもなんともないですよね。インドネシア語が話せるとかベトナム語ができるのであれば重宝されるでしょうが、英語ができたところで就職に多少有利に働くかもしれませんが絶対就職に必要なものかと言えばそんなことはないと思います。

 

 このように学生から発せられる言葉の端々にバブル世代の親の考えが反映されていると推測できます。学生さんには今の時代を自分のフィルターを通して見たうえで何が必要かを自分で考え、自分なりの将来予測に基づいて行動してもらいたいと思います。

今日はこんな感じです。

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2024年

1月

05日

本年もよろしくお願いいたします

新年あけましておめでとうございます。

 

 2024年は能登半島での大地震から始まり今でも救助活動が続いており安否不明の方がいらっしゃる状況です。無事避難できてもインフラが破壊され生活に支障をきたす方が多数おられます。その翌日には羽田空港で日航機と海保機が衝突する事故があり、海保の職員の方が5名なくなられる惨事がありました。1年のスタートしては過去に記憶がないくらい厳しいスタートになりました。そんな中、昨日あたりから仕事始めの会社が多かったと思います。これからの1年をどのように過ごしていくかをしっかり計画立てて実践していき、都度改善行動をすることで自分の願う理想像に近づけることでしょう。そんなこんなで私も昨日から仕事始めで動いております。本年もよろしくお願い申し上げます。

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