配属ガチャについて考えてみた

皆さん、こんにちは!

 

 サクラの開花予想ではすでに咲いているはずなのですが近頃結構寒いのでまだまだ開花にはほど遠いようですね。でも入学、入社のタイミングで咲いてもらった方が雰囲気が出ますので良いと思います。

 

 

 さて、今日のお題は配属ガチャです。近年よく言われていたことですが、自分が希望する部署や働き方ができないとモチベーションが上がらないだけならまだいいのですが、辞めてしまう方もいるということで話題になっておりました。

 

 たまたま今日の日経MJのトップ記事で

 

「なくせ配属ガチャ一歩づつ」

 

というのが取り上げられていました。

日経MJという新聞の性格上、小売り・サービス業の採用と配属のことが取り上げられていました。全国に店舗網を巡らしている大手企業が多いので希望しない勤務地であるとか職種に配属される可能性が今までの総合職採用では当たり前でした。しかし、それだと採用が上手くいかないので今時の企業は勤務地を限定するとか職種を限定する採用方式に切り替えるなどで対応しているのだそうです。

 

 これは自分の進みたい方向性だとか将来のキャリア像が明確な人にとっては最高の仕組みだと思いいます。しかしながら学生と接する機会が多い立場の人間から見ると、そこまで自分の将来像を明確に思い描いている人はいないかなといった印象です。

 

 メリットは大きいですがデメリットもあります。どういうことが考えられるかというと「あなたの言うことを聞いたのだから期待以上のパフォーマンスはマストで出してくださいね」とトレードオフの関係になります。自己主張をするということはこういうことです。しっかりリスクを負う覚悟が必要です。勤務地に関しても本来であれば総合職はどこにでも行くことを拒否しない代わりに出世や昇給とトレードオフになっていました。

 

 つまり自分の価値観やライフスタイルに応じて働き方を選択していく時代になってきたのだと思います。企業側もみんながみんな幹部にできるわけではないのでインセンティブを与えることで出世したい人、地元に残りたい人、時間外労働を極力したくない人、現場の専門職になりたい人など多様な働き方を実現できるようになるのだと思います。いずれにしても自分でしっかり考えて自己責任で行動することが求められる時代になったということだということですね。今日はこんな感じです。

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