2月1日時点での就職活動状況はどうなっているのか?

皆さん、こんにちは。

 

 今週中ごろから4月の陽気で着るものとか体調管理などいろいろ大変ですよね。春一番も吹いて風が急に強くなったり、花粉が舞って私は目のかゆみとくしゃみに苦しんでいます。皆さんもお気を付けください。

 

 

 さて、2月も半ばになりましたので2月の就活状況がどうなっているのかという概要を皆さんと共有していきます。データの元はキャリタスリサーチのものでご紹介します。一応就活解禁は3月1日なのですが実際にはかなりの学生が本格的に動いております。

 

①インターンシップの参加状況

1日のものは90.9%の学生が参加済です。5日未満のものが59.2%で5日以上のものが38.8%という結果になっております。昨年と比べると5日以上のものが10.3ポイントも増えているということで企業側がインターンシップを重要視して採用に直結させたいという気概が伝わります。

 

②本選考を受けた割合

2025年卒の学生は2月1日時点で71.3%です。昨年が68.2%だったので3.1ポイント増えています。早期化が加速していますね。

 

③内定の有無

2025年卒の2月1日時点での内定ありという学生は33.8%です。昨年が23.8%だったので10ポイント増えています。上記①と②から企業が採用直結のインターンシップを増やして早期に活動する学生が増えたので内定が大幅に増えたということが言えるでしょう。

 

④就職先候補として判断するために知りたい情報上位3つ

1.福利厚生63.8%

2.仕事内容・職種62.4%

3.勤務地54.9%

妥当と言えば妥当かもしれませんが仕事内容より福利厚生が最重要視されているというところが気になりました。福利厚生って仕事の対価として得られる権利だと思います。仕事をする前から福利厚生を重視するということは対価を提供する前から権利を主張しているような気がしました。たまたま最近「働かない日本」という本を読んだので余計にそう思いました。仕事の楽しさややりがいが見出せない社会なので主体性がなくなり受け身の体質になってしまい、新たなものが生み出しにくい体質になっているといった内容ですが、若者にも伝播してしまっているのかなと感じました。

 

 データから概要を私なりにまとめてみました。確実に言えることは今年も就職戦線は大幅な早期化であるということです。そして早期化する理由は企業が優秀と認めた学生を囲い込むということです。そうすると重複内定する学生が増える一方で全く内定が出ない学生も増えるということです。自分の立ち位置を客観的に見てどの企業にチャレンジするかを早めに見極めることも必要になると思います。なかなか大変な就職戦線ですが頑張ってください。

今日はこんなとこです。

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