ESを課さない企業は何を見ているのか?

皆さん、こんにちは。

 

 11月に季節外れの夏日が来たかと思えば秋を通り越してもう冬になってしまいましたね。おしゃれを楽しみたい人は秋らしい服を着ることもなく冬物になってしまい残念だったのではないかと思います。いずれにしても異常気象だということを身をもって体感している今日この頃です。

 

 

 

 さて、本日のトピックは「ESを課さない企業は何を見ているのか?」について考えます。日経新聞電子版で就活探偵団という企画があります。その記事を見ていたらESを課す企業が68.3%あるそうです。このデータのネタ元はディスコという会社のもので私が毎回引用しているキャリタスリサーチを提供している会社です。このデータを見るとESを課さない企業が3割ほどあることがわかります。

 

 そもそもESは就職ナビを利用して就活をする学生がオープンに企業に対してエントリーできるようになってから企業が最初の関門として設けたものです。20年以上の歴史があります。このESも自己PRや学チカなど決まった質問をするものですから学生が対策をしてきます。その内容が巧妙に「盛られている」ので上手く表現できない学生が落とされてしまうことがあるのも事実です。ESさえうまく書けば次のステージに行けてしまう可能性が高いので実は優秀な学生が落ちてしまっている可能性があります。

 

 この問題を解決するためにESを廃止して採用をする会社が出てきたということです。就活探偵団では2社の事例が紹介されていました。詳しくはちゃんとお金を払って日経新聞の電子版をご覧ください。取り上げられていた会社はUSENとチームラボの2社です。端的に言うとUSENはとりあえず自己PR動画を提出すれば最終面接の一歩手前まで必ず進めるというものです。最終面接にチャレンジすると宣言したらそれまでのプロセスを評価して合格と不合格が言い渡されるというもので本人の納得感が得られる点がよいということです。チームラボはプログラミング技術や数学的思考能力など仕事に活かせる能力を評価するということがポイントです。

 

 昨今の就活は儀式のような定型のカタチがあり作法通りにやっていると内定が取れるという方向に落ち着いている感は否めなかったのでこのような取り組みは面白いし企業が必要な人材を確保するには有効な手段なのではないかと思ったので情報を共有しました。

今日はこんなとこです。

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