世の中人不足だとは言うけれど実際どうなのか?

こんにちは。

 

 4月と言えば春だと思うのですが日中の気温が25℃とか以上ですよね。夏の陽気ですよね、もうすでに。春を楽しむことも許さない温暖化ということでしょうか。私は暑がりなので気温が18度くらいがちょうどいいなと思っていますが、そんな機関もほんの少ししかありませんね。

 

 さて、今朝の日経新聞に「中途採用比率が最高37% 7年で2倍」と記事になっていました。日本は伝統的に新卒一括採用の国だったので中途採用はそこまで熱心にやることはなかった国です。そんな日本でも中途採用比率が高まってきているということに今回は注目しました。

 

 いつもこのブログで新卒向けの情報を多く配信しているのも採用のメインストリームが新卒採用だからです。そんな日本の採用の実情ですが少子高齢化に伴い今後の若手人材が先細っていくことは確実です。そこで経験値や専門性が高い人材を即戦力として採用し組織を活性化させようというのが中途採用です。

 

 では、現状の人材需要はどうなっているのかということが今朝の日経から読み取れます。まず、コロナ禍でサービス業が大打撃を受けました。アフターコロナの状況になりサービス業が活況を呈し人材不足が深刻化しています。そこで即戦力の中途採用を増やそうという機運が高まっています。しかし、有事に弱い業種ともいえるので二の足を踏む応募者という構図もあります。

 

 一方で全ての仕事を人に頼るのではなくITの力を活用して業務の効率化や仕事の属人化を防ぎ誰がやっても高いパフォーマンスが実現できて生産性を上げようというDX化を促進するための高度IT人材を新卒・中途に関わらず採用しようという動きが活発です。しかし、そのような人材が世界的に不足しているので人材獲得競争が熾烈を極めています。

 

 要するに仕事はあるけどニーズも明確になっているということです。誰がやってもできる仕事にはニーズはないということです。これはDX化というキーワードで解消されるので簡単な事務仕事やルーチンワークを人間がやることはなくなっていくことでしょう。それに対してサービス業のような人間の生活に欠かせないものを提供する仕事、エッセンシャルワーカーなんて言ってましたが、この仕事のニーズは高いです。しかし、応募者の観点から「きつい、汚い、かっこわるい」という平成時代の3K職場的側面が強いので不人気で需給のミスマッチが起こっています。

 

 今後はジョブ型労働だとか今まで聞いたことがなかったような新たな価値観で仕事を探して従事していく時代になります。要は我々が仕事に対しての昭和や平成初期の古い価値観を一旦リセットして世の中で求められている仕事に就くことが日本を活性化させることなのではないかと思う今日この頃です。

今日はこんなとこです。

にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村