こんにちは。
皆さんWBC観てますか?私は第1回からずーっと観ていますが今回は過去最高のメンバーが集まったと思うので今まで以上に気合が入ってます。だって大谷やダルビッシュはもちろん日系人初の侍ジャパンメンバーのヌートバー、令和の怪物佐々木に令和初の三冠王村上、NPB最高のピッチャー山本と役者が揃ってるんだから盛り上がらないはずはないですよね。明日がメキシコとの準決勝で22日はおそらくアメリカとの決勝戦となるでしょう。14年ぶりの世界制覇を皆さんで応援しましょう!
さて、今日は2024年卒の採用戦線は一体どうなっているのかについて見ていきます。
3月1日に採用広報が解禁となりましたが、その3月1日時点で学生がどれくらい内定を獲得しているのかという数字が出ているのでご紹介します。キャリタスリサーチのデータからご紹介します。
内定率:32.4%(昨年は28.6%)3.8ポイントUPしています。
就職先を決定して活動終了:22.7%(昨年は19.0%)3.7ポイントUPしています。
ここまでは想定通りでした。活動が早期化しているのだから昨年よりも数字が上がるのは当然ですね。面白い数字があったので紹介します。
活動終了して複数内定保持(カッコ内は昨年データ)
全体:3.2社(2.1社)
文系男子:1.8社(2.9社) 文系女子:0.9社(3.7社)
理系男子:4.3社(0社) 理系女子:7.9社(1.9社)
複数内定を獲得するということは需要があるということです。文理で比べると理系需要が高いことがわかります。さらに言うと昨年対比で文系は複数内定獲得者が減少していますが理系は数字が飛躍的に伸びています。ここから見えてくるのは今までは理系の学生は就職活動に積極的ではなかったのだが、インターンを通して主体的に就職活動に参加するあるいは組み込まれたことによって早い段階で内定を獲得したということが言えるでしょう。
企業側の動きとして生産性向上とセットでDX化を推進しています。そこで特に情報系の人材やデータサイエンスを学んだ学生に需要が傾倒しています。そういった学生に内定が出ているのだろうなと推測されます。今朝の日経新聞に大手企業の2024年度人員採用計画が出ていました。今まで文系の人材を大量に採用していたメガバンクが大幅に採用を減らしていました。みずほ銀行は以前だと2000人くらいは採用していたのに計画では500人程度と1/4まで減らしています。そのほとんどが文系の人材でもっと言うと窓口業務で大量採用していた一般職(男女の区別はないという建前がありますが実質女性を大量採用していました)をほとんど採用しなくなった、ということです。上記数字と符合すると思いませんか?
ということで昭和型の働き方から令和が他の働き方になり求められる人材像も変わってきたということです。なので就職活動をする学生さんも実情をよく理解して求められている業界や企業に応募したほうが内定する確率が高まります。まだまだ採用序盤戦なので自分の立ち位置をしっかり理解して強みをしっかりアピールしてください。
今日はこんな感じです。