企業側から見た2023年卒採用戦線

こんにちは。

 

 今週はずーっと秋晴れで気持ちのいい日が続いて気分が良くなりますね。昨日の皆既月食もきれいに見ることができました。皆さんもご覧になりましたか?秋を満喫しているな~と実感する今日この頃です。

 

 さて、今日は現4年生の就職活動を企業側の目線から考察します。というわけで2023年卒採用戦線というタイトルにしました。データの出所はキャリタスリサーチの「2023年卒内定動向調査/2024年卒採用計画調査」です。

 

 まずは採用活動を終了した企業の割合についてです。2023年卒の採用活動を終了した企業は47.7%です。データは2017年卒から掲載されていますが5割を切ったのは今年のデータだけです。それくらい企業側にとっては厳しい採用戦線だったと言えるでしょう。これは内定辞退者が想定以上に多かったので終了できない事情があるようです。

 

 次に内定者に対する満足度を見てみます。採用した学生の質と採用予定人数に対する充足率という量で図っています。このデータによると質・量ともに満足と答えた企業は25.5%で昨年の37.2%と比べると11.7ポイントも大幅に下がっていいます。質・量ともに不満が昨年は14.1%だったものが今年は21.7%と7.6ポイント増加しています。

 

 最後に内定辞退の実情についてのデータを紹介します。今年の内定辞退者は昨年に比べて41.4%の企業が増えたと回答しています。逆に減ったという企業は16.6%です。増えた企業が減った企業の2倍以上もあったんですね。これは企業にとっては痛手なはずです。次年度の2024年卒の採用戦線では今までと同じことをしていてもいい結果が出ないのでやり方を変えてくることも想定されます。いずれにしても自分がいきたい業界をしっかり固めて自分が働きたい会社を定めて行動することが大事です。そこで企業側と相思相愛になれることが望ましいですね。

今日はこんなとこです。

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