大学入試共通テストの事件で考えたこと

こんにちは。

 

 先週末は大学入試共通テストが実施されましたね。テストが難化していて平均点が下がるようだ、と予備校関係者のコメントがニュースになってましたね。人生2度目の受験にして今後の人生の選択に影響力のある壁というところで受験生の皆さんはナーバスになり緊張したことと思います。

 

 そんな中15日土曜日の朝一で東大の受験会場において通り魔事件が起こりました。幸いなことに死者が出ることはなかったのですが、このような事件が起こることを想定はしていなかったので動揺が広がりました。事件を起こした高校2年生は成績が伸び悩み将来を悲観して今回の事件を起こしたようです。この生徒が通っていた高校は私も名古屋にいたことがあったので良く知っていますが、超絶賢い生徒の集まりのような高校なので人生初の挫折を味わうことになり、それを受け入れがたいというのがあるのかもしれません。

 

 人生というのは思い通りにいかないものということをどの時点で受け入れられるか?これって結構ポイントだと思います。失敗せず関門を突破した人ほど「なんで自分がこんな目に合わなければいけないんだ!1回もこんな思いをしたことなどないではないか。」と思い通りにいかなかったことが現実として受け入れられないのだと思います。落ちこぼれほど自分の立ち位置や限界がわかっているので、現実を受け入れながら対処する力が培われていくのだと思います。

 

 つまり早めに小さな失敗をしながら現実に対応する方法を学ぶことは重要だということです。東大医学部に行けなかったとしても他の大学の医学部でも勉強はできるし、そこで頑張れば医師免許を取得することも可能なわけです。唯一絶対の正解やゴールしか認めないとなるとこの世の中生きづらいですからね。プランA~Cなど幅を持たせてゴールを目指せられるような視野の広さを持つことが重要なのです。今日はこんなとこです。

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