こんにちは。
今日1月10日成人の日です。毎年サントリーの新聞広告で新成人に向けたメッセージ広告というものがあります。今年も伊集院静さんによるメッセージが掲載されていました。このメッセージの中で「大人とは何だろう?」という問いかけがありました。その問いに対して伊集院さんは以下のように答えています。
「ひとつひとつ何かを獲得し、それを心身の中に入れて歩いている人」と書いてます。これはどういうことなのか?
●何かを獲得するとは?・・・人間を豊かにし、社会を豊かにするもの。
●豊かなものとは?・・・身近にあるもの。
→価値というものはカタチもなければお金で買えるものでもない。地位や名誉や賞賛でもない。真の価値を探し、それを獲得するために人生はある。と結んでいます。
世の中は上り坂もあれば下り坂もあります。思うようにならないことがあるのが人生です。そんな人生であえて上り坂を目指し、苦労することで今まで気づかなかった発見があるものです。そういうものを一つ一つ見つけて成長することが人生なんでしょうね。
これからの人生を自分がどのように歩んでいきたいかを自分自身でデザインして、その都度意思決定して、場合によっては軌道修正して進んでいくことが重要だということです。人生の岐路で大きな意思決定の一つが就職活動だと思います。安定だけを求めることがいいのか、給料がいいということだけでいいのか、優しく接してくれるだけの先輩や同僚とだけ付き合うのがいいのか。学生の皆さんが求める言葉をここに書きましたが、その裏側にあるものの価値も認めると考えが多様的になり、自分の人生をどのように歩むことが豊かになれるかを考えることができるはずです。まずは新成人の方、おめでとうございます。
今日はこんなとこです。