今年の流行語大賞から考えたこと

こんにちは。

 

 いよいよ師走になり1年ももうすぐ終わるのだな、最後のひと踏ん張りで頑張ろう、と思うのは私だけでしょうか。なぜか年末になると今年の集大成ということもあり、このような考えになってしまう今日この頃です。

 

 今年の流行語大賞が決まりましたね!「リアル二刀流/ショータイム」と大谷翔平にまつわる言葉が今年の流行語大賞となりました。確かにMVPを受賞するほどの大活躍で岸田総理が政権の支持率浮上を画策して国民栄誉賞を打診し空振りに終わるなど話題に事欠かなかったですよね。

 

 そこで二刀流について私なりに考えてみました。日本人の感覚だと「二兎追うものは一兎をも得ず」という言葉があるように欲張ると得られるものも得られなくなる、と考えるものです。しかし大谷選手は自分の信念に従って両方で一流の仕事をしました。たいていの場合は欲張るとロクな結果にならないとか一流だから何をやらしても一流なんだ、と考える人もいると思います。

 

 しかし、すべてを得てこの世の春を謳歌しているように見えますが、見えないところで過酷な鍛錬を重ねているという事実があります。同世代の一般人は遊びに行ったり飲みに行ったりデートを楽しんでいる中、全神経と体力、生活の全てをを野球に捧げている大谷選手は犠牲を払っています。つまり何かを得ると何かを失うトレードオフの関係を受け入れているのです。

 

 これは普段の仕事でも勉強でも就活でもそうですが、すべてが自分の思い通りになることはありません。何かを得ると何かを失うのです。このトレードオフの関係をしっかり認識したうえで自分は何を得たいのか?そのために何を犠牲にしても構わないのか?をしっかり考えて、覚悟を決めて行動しなければいけないのだと思います。流行語大賞と大谷選手の活躍を私なりに振り返ってみました。今日はこんなとこです。

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