2022年卒採用戦線を企業側目線で検討してみた

こんにちは。

 

 オリンピックが終わり、宴のあと感というか喪失感がありモヤモヤしたお盆期間でした。私みたいな感じの方っているんでしょうかね?もうすぐするとパラリンピックが始まりますので一生懸命応援しようと思っています。

 

 さて、今回は現在の4年生の採用戦線である2022年卒採用を企業側目線から見るとどう感じているのかをまとめてみました。データを参考にしているのはキャリタスリサーチの「2022 年卒・新卒採用に関する企業調査-中間調査」です。

 

①学生の企業研究・業界研究が足りない

→これは今年に限ったことではありませんが年々企業の担当者はこの件について不満を持っている項目です。学生が自分に都合のいいような情報だけを仕入れていて、「どのようにして儲けているのか」「儲けるために具体的にどんな仕事をするのか」という視点が欠落している印象です。SDG’SとかESGとか耳障りのいいことに反応しがちですが儲けないとお給料はもらえません。プライオリティがずれているから企業研究の視点が「同業他社」よりも「環境にいい」とか「社会貢献している」とかのキーワード検索で出てきた企業を比較検討するのだと思います。別に悪いことではないのですが、雇う側からすると利益貢献する人が欲しいのです。そこは意識すべきでしょう。

 

②オンライン説明会&選考を増やした

→昨年はコロナ禍により、ほぼ強制的にオンライン説明会や選考をせざるを得なかったという背景がありました。今年もコロナ禍であることには変わりありませんが、昨年に比べて経験値も高まったのですべてをオンラインにしなくてもよかったはずですが、むしろオンライン説明会&選考は増えています。なぜならば昨年やってみて特に支障はなかったということです。会場費や移動費がかからずコストダウン出来てメリットのほうが多かったということです。学生もオンライン授業などで慣れてきているのもありますし、交通費やクリーニング費用も掛からずメリットと感じている部分もあるでしょう。カンペを用意してメモをチラ見しながら面接を受けることも(企業にはバレていますが)可能です。この傾向はコロナが収束しても大きく変わることはないと思います。

 

③母集団形成のための夏のインターンシップ

→今年の3年生(2023卒)は実感していると思いますが、企業側の仕掛けがかなり早いですね。夏休みを使って多くの学生と接点を持ち、コンタクトを取ることができる母集団形成を重視しています。動きとして変わったのが1Dayインターンシップは相変わらず圧倒的に多い開催方式なのですが、通常のインターンシップも昨年に比べて10ポイント近く増やしているということです。結論から言えば学生から1Dayインターンシップはエントリー以外に意味がないということがバレてしまったためでしょう。中身をしっかりしないと優秀な学生にそっぽ向かれてしまうということを企業が学んだということです。やはり手間暇をかけないといけないのだとちゃんとした企業は気付いたのでしょう。

 

今日はこんなとこです。

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