就職戦線、ゴールデンウィークに向けての山場を考える

こんにちは。

 

 今回は就職戦線の動きを見てゴールデンウィークに向けての山場を考えたいと思います。今年は非常事態宣言が3月末に解除されて昨年とは違い、人の動きがあまり制限されていない中で就職戦線が始まりました。とは言えども昨年から行われていたインターンシップからの流れでそのまま選考が行われて3月1日の採用広報解禁日に内定を貰う学生が大変多かったことは皆さんご承知の通りです。

 

 さて、あれから時間が経ち4月1日時点でどのような状況だったかを確認してみましょう。キャリタスリサーチの4月1日時点の就職活動調査によると内定率38.2%(昨年34.7%)でした。正直な印象としてはあまり高くないな、という思いです。もっと伸びると思いました。この調査で内定保持者の活動継続状況を確認すると68.7%(昨年68.3%)となっており、このまま就活を終了するほどの納得感を得ていないことがわかります。

 

 なぜこのようなことが起こるのかについて考えてみましょう。2022年卒の学生は昨年の夏休みから今年の2月までインターンシップという名の会社説明会&選考に参加しました。しかし、業種や企業を絞り込んで主体的に受けていたかというと「とりあえず行かないとまずいらしいから行ってみよう。」くらいの気持ちで参加していたのだと思います。いざ、内定を貰っても「とりあえず」という気持ちだったので納得感がないので、活動を継続しているのだと思います。

 

 まとめとして、内定保持者で活動継続者が就職戦線に残り続けている一方で6割強いる未内定者は、数が限られているパイを取り合っていかなければいけません。企業としては採用期間を延ばしてまで人を取るよりは次年度のインターンシップに力を入れたいというのが本音だと思います。そう考えるとダラダラと自分がやりたいことを追い求めすぎると就職先が決まらない事態に陥ることが考えられます。どこで見切りをつけるかというシビアなジャッジが求められることになるでしょう。

今日はこんなとこです。

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