内定をもらう人とそうでない人の差はどこにあるのかを考える

こんにちは。

 

 今年もコロナ禍は続きます。いつ終わるかがわかりません。大手飲食店の社長さんも国に対して公然と批判してました。あの気持ちはよくわかります。このような混沌とした時代で出口が見えない不安の中、2021年卒の就活生は内定率が例年に比べて下がっています。これは私の考えですが、コロナ禍元年は企業がどのような対応(社業はもちろん採用も含めた全て)をしていいか手探り状態だったのがこの内定率なんだと思います。3月末の通期決算を出して思ったより悪くなる可能性がかなり高いです。そうすると2022年卒の新卒採用計画は今年度よりも下がる可能性が高いと思います。

 

 そこで今日のテーマを考えます。業績が悪くなっても人を全く採用しない、ということはないでしょう。筆者である私たちの世代はロスジェネ世代と言われて採用中止など雇用悪化のあおりを受けた世代です。今社会問題で非正規雇用を渡り歩いた結果、正規雇用のチャンスが狭まった。その結果所得税などの税収確保も難しく、少子化解決の頼みの綱だった団塊jr世代が収入不安定で結婚できないor結婚しても子供を産んで育てることに不安があるということで、現時点でこれ以上の人口増加は見込めず少子高齢化が加速することが確定しました。これと同じ轍を踏ませないように国も産業界も雇用維持に知恵を絞っているのはニュースを見ても明らかです。昭和のままの雇用は維持されませんが、令和型の新しい雇用や働き方の形が示されてきています。

 

 ではズバリどのような人が内定をもらい、どのような人が内定をもらえないのか?

それは「雇う側にメリットがあるかどうか」に尽きます。お金を払うのは雇う側=会社ですからメリットがないものにお金は出しません。これは誰でもすぐに考えつくことです。ではデメリットに焦点を当てます。これを考える人はそういないでしょう。会社が人を雇ううえでデメリットに感じる人、それは他者依存的な人です。もう少しかみ砕くとその会社が「安定している」「給与、待遇がいい」「福利厚生が充実している」「休日が多い」「教育・研修制度が充実している」といった内容を重視して、会社から「あなたはその利益を享受するためにわが社にどんな貢献をしてくれますか?」という問いに明確に答えられない、あるいは価値を提供するだけの力がない人です。

キャリタスリサーチの調査結果にある「就職先企業を選ぶ際に重視する点」をご覧ください。ほとんどの学生がデメリット部分を重視しています。それでも内定をもらう人だとしたら価値を提供できる人だといえます。

 

 まとめます。自分目線の主張だけではなく、相手目線のニーズを汲んだうえで自己主張することを意識してください。これは仕事でも同じですが、自分の都合だけで商品やサービスを売っても信頼をなくすだけです。相手=お客さんが喜ぶサービスを提供し続ければその営業から商品を買い続けます。それはお客さんのメリットがあるからです。それを徹底的に考え続けた人が内定をもらえるのだと強く意識してください!

今日はこんなとこです。

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