こんにちは。
非常事態宣言が1都3県にとどまらず、大阪府・京都府・兵庫県にも拡大されました。昨日の成人式も急遽中止になったりと各地で混乱が見られました。これから入試も始まり就活も本格化していくタイミングです。そんな中、現3年生である2022年卒学生の就職戦線はどうなっているのかを調べてみました。情報源はキャリタス就活2022です。
まず、先輩たちである2021年卒学生よりも厳しくなるとみている学生が圧倒的に多いです。21卒はコロナがなければ採用人数は多く、東京オリンピックの影響もあって相当早期に内定をもらうはずでした。しかしコロナの影響で就活がオンライン化され、何のノウハウもなくぶっつけ本番でトライした印象でした。コロナに関係なく前もって準備をしていた学生は不測の事態にも対応できていましたが、そうでない学生は何をどうしたらいいかわからず混乱をきたし波に乗れませんでした。その先輩たちよりもはるかに厳しくなるだろうと読んでいるようです。
次にインターンシップの参加状況ですが87.8%の学生がオンラインや対面、日数に関係なくなにがしかのイベントに参加しているようです。今はほとんどが1Dayインターンシップであり、内容は会社説明会に毛の生えた程度のものなので就労体験とは程遠いです。しかしこのイベントに参加しないと次のステージに行けないことを考えたら行っといた方がマシなのでしょう。これも調査資料に出ていて1日のイベントに参加した社数は6社と昨年より1.2社増えていますが、5日以上のイベントに参加した社数は1.3社と0.1社で微減となっています。受け入れる企業側も効率重視という側面が見て取れます。
最後に就職活動について思うこと、という記述式のアンケートにあった内容を大まかにまとめます。
・ステイホームで横のつながりが弱く、相談相手がいない。
・授業でオンラインには慣れきたが対面での面接に不安がある。
・授業がオンラインになって課題が増えたので就活との両立が難しい。
ネガティブな材料はこんな感じです。一方でオンライン就活は交通費がかからず、移動の時間も大幅に短縮できるなどポジティブな意見もあります。
いずれにしろコロナ禍にあっても若い血を入れなければと会社は思っているので新卒採用をやめることはないでしょう。ただし採用されてから終身雇用で胡坐をかけるかと言ったら、そんな甘い時代でもありません。現に私と同年代の45歳以上の人は早期退職の対象者としてピックアップされています。入社するまでも大変ですが、そのあと生き残ることも大変な時代なんだということを意識して就活に臨んでください!
今日はこんなとこです。