収入が低いと草食化するという研究を東大がしているという記事を読んで考えたこと

こんにちは。

 

今日の日経新聞の記事(夕刊か電子版オリジナルの記事?)で

収入低いと「草食化」? 交際や結婚、1万人超分析

 

というタイトルの記事が私の電子版のMyニュースにレコメンされていました。

タイトルが興味をそそったので読んでみると東大の研究者が大真面目で研究してその結果を今日発表したとのことでした。関心ある方はぜひ新聞を読んでみてください。

 

この記事で「不安定な収入や雇用を理由に交際や結婚を諦めている人がいるのではないか」と指摘されていました。これだけ少子高齢化していて、人口が右肩下がりする日本において景気浮揚に注力したアベノミクスも株価だけ上がって実体経済の成長を体感できていません。平均年収は年々下がり続けており、実際に未婚率は高まっています。

 

この説が正しければ景気が良くなり、収入が上がれば未婚率は下がり結婚する人が増えて子供が増える可能性があるということなのでしょうか?私が思うにそれはないのではないかと思います。まず、人口が多かった団塊ジュニア世代がアラフィフになっているので子供をこれから産むことは正直、現実的ではないと思います。その下の世代が結婚適齢期を過ぎてアラフォーになっています。現時点で景気が良くないので、さらにその下の世代で考えると母数が少ないので少子化を食い止めるには至らないでしょう。

 

この状況が続けば経済はますます停滞し、GDPは伸び悩み、新興国にどんどん経済的に抜かれていくのだと思います。それを食い止めるために菅政権は生産性の向上を目指す政策を打ち出そうとしています。でも、すぐには結果が出ません。そうすると本格的に移民政策を考えたほうがいいのではないかと個人的には考えています。すでに300万人近くの外国人が日本に住んでいて働いているのが実態です。でも彼らは移民ではないという定義です。そんな建前を言っている余裕はないので法的に移民を受け入れ、日本人と共存できる道を模索したほうがいいのではないかと思いました。

今日はこんなとこです。

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