2021年卒大卒内定者が昨年対比11%減という記事について

こんにちは。

 

 今朝の日経新聞1面に就職関係の記事としては中々ショッキングな数字が出ていました。日経新聞の調べによると2021年卒大卒の内定者数は20年春入社の新入社員と比べて11.4%減っているとのことです。理由としてコロナ禍による混乱のほか、米中摩擦による景気の悪化が響いたとのことです。特に文系の落ち込みは理系に比べて多く、技術系や情報系などの採用は厳しいなりにも減らさないようにしようとしている反面、文系はサービス産業の落ち込みのあおりをもろに受けているということでしょう。

 

 そんな中コロナで打撃を受けている会社が多い中、コロナ禍でも成長を続けている会社は採用を増やしています。巣ごもり需要を捉えたテイクアウト中心の外食やドラッグストアは採用数を増やしているようですし、デジタルトランスフォーメーションという言葉が最近出てきていますがデジタル人材の需要も相当に高いです。

 

 10年ほど前にリーマンショックがあり経済活動が大混乱し、就職戦線も混乱をきたしたのを思い出しました。あの時は内定取り消し問題とか企業の倒産とか大変な状況で新卒採用が回復するまでに3年ほどかかったと記憶しています。当時は2011年に3.11もありましたのでいろいろな状況が複合的に絡まり、全体が停滞していたように感じます。今回は混乱していることに変わりはないのですが全部が停滞しているわけではなく、一部には元気の良い会社もあります。そういう意味でもどの業界であれば働き口が見つかるか、自分の特性を活かせそうかを考えればまだまだ時間はありますので来春までに仕事を見つけるチャンスはあります!

今日はこんなとこです。

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