コロナ禍で当たり前になったオンライン就活

こんにちは。

 

 今年の就職戦線はコロナ禍で混乱しました。ウイルスを拡散させない観点から非常事態宣言が4月に出されました。その結果、説明会ピーク時期に移動が制限されたこともありWeb説明会にWeb面接が実施されました。リアルからオンラインに移行したことで違和感を覚える企業側と学生側の言い分があったと思います。しかし、こればかりは状況にしっかり対応して順応しなければいけなかったわけです。

 

 そうするとオンライン就活でメリットとデメリットが明らかになってきました。メリットは移動しなくていいので企業側には会場を押さえなくていい、都心も地方も関係なく優秀な学生に接触できるといったことが挙げられます。学生側も移動しなくていいので交通費がかからないし、スケジュールも入れやすくなるといったことが挙げられます。デメリットとしては双方とも場の雰囲気を画面で見るしかないので判断材料が限られるということではないかと思います。空間を共有していれば「場の雰囲気」がわかります。今まではこんなことを意識しなかったかもしれませんが、意外に重要な要素だったということが浮き彫りになりました。

 

 そこで学生さんが意識しなければいけないな、と思ったことを2点書きます。

①語られる言葉だけでなく、伝える熱量も意識する。

→どんなに素晴らしいことを言っていても伝え方が重要です。リアルであれば「場の雰囲気」は伝わりますがオンラインでは伝わりません。ボディーランゲージを使って相手にわかるように伝えることが重要です。

②想定問答など机の上に準備はできますが視線が下を向くのでバレます。

→これもボディーランゲージになっちゃいますが目線って結構判断材料になります。企業側も想定問答集があるとわかったら、わざと意外な質問を投げてくるのではないでしょうか?切り返しを評価しているんですね、企業は。しかし、学生さんにとって想定外の質問が来るのはよろしくないはずです。であればESに書いた内容を深掘り質問されたほうが予測が立つのでカンペを用意するのではなく、頭の中に大まかなキーワードで想定問答を頭に入れておけばいいと思います。

 

 慣れないことが重なって大変だとは思いますがオンラインが新常態となった現在はそれに合わせた行動様式が求められるのだと思います。今日はこんなとこです。

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