今後の採用戦線はどうなるのかについて考える

こんにちは。

 

 コロナ禍で新卒の採用戦線も例年通りとはいかず色々と混乱や停滞が起きています。キャリタス就活調べによる2021卒学生モニター調査によると8月1日時点の内定率が83.7%で昨年対比4.5ポイントのマイナスとなっているそうです。内定率だけを見ていると特に激減というわけではないでしょう。今年の2月ころから騒がれていたコロナショック当時から比べるとそこまで傷んだ、というデータとは言えないでしょう。

 

 しかし、いまだ未内定の学生は2割ほどおり、そのうち7割の学生が厳しい状況だと感じています。例年だと未内定者向けの合同企業説明会とか学内合説があるので、そこで次なる企業を見つけることもできました。今年はコロナ禍の影響で会場に集まって何かをするということが実質できません。それに代わってWeb合説、Webセミナーなどが代替開催されています。お手軽ではありますが自分の意志で会社に訪問するので、自分の知っていること以上の発見がありません。リアルな場での合説であればフラーっと会場を歩いてたまたま見つけた会社の話が意外に面白くて会社発見の場になることはありますがWebだとそうはいかないですよね。

 

 さらに不安要素としてこのタイミングで今年度分の採用を取りやめようという動きも考えられます。上々企業に限って言えば第2四半期の決算はあまり芳しくなかったので採用を中止したところもありました。中小企業であればその影響は甚大でしょう。人不足、若者不足なので全く採用しないわけにはいきませんが予定人数から大幅に減らすことは大いにあります。

 

 ということで2021卒の採用戦線でまだ採用を継続している会社は非常にありがたい存在です。自分がやりたいことを優先して会社選びをしてきたと思いますが、このタイミングでは入れるところに入り、その会社で実力を磨くことのほうが現実的だと思います。働いていくうちに自分がやりたいことが見えてきたときは天職という選択肢も出てきます。力を認められれば転職できるわけですから、まずは来年の4月に働ける場所を見つけましょう。今日はこんなとこです。

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