「見られ方」から考える「見せ方」

こんにちは。

 

 就活の際、面接で自分をアピールして何とか採用してもらうために努力をします。ここで厳しい関門を潜り抜けると内定に至ります。すごく当たり前のことを書いてますが、アピールするときに「どのようにアピールするのか」を考えているかいないかで結果が変わってきます。

 

 大抵の場合、自分目線で自分がいかに「凄い」か「優れている」かをアピールすると思います。これは「見られ方」を意識せず「自分が思う最高の状態」を見せているだけです。売り手がいかに「いい商品でしょ」といっても買い手が「いい商品ですね」と思わない限り買いません。

 

 そこで昨日の都知事選を見ていて「見られ方」から考える「見せ方」というものを感じました。小池都知事が当選して2期目を迎えます。小池さんって1期目に具体的に何をしたか皆さんご存知ですか?正直私はわかりませんでした。

 

・豊洲は活かす、築地は残す、っていったいどうなったんですか?

・東京アラートっていったいどうなったんですか?

・1期目の公約「7つのゼロ」っていったいどうなったんですか?

 

 他にも色々あったかもしれませんが、ことごとく何がなされたのかがわかりません。でも不思議とこの人って「何かやったんじゃないか」と思わせる見せ方をしています。キャッチ―な言葉を巧みに交えて「いかにもやってますよ」感を醸しながらメッセージを伝えています。まさにどのように「見られているか」を考えながら「見せ方」を意識しています。これがいいか悪いかはともかく、「やっているように見える」「ほかの候補者よりマシ」という印象を都民が持ったから当選したのです。

 

 昨日の選挙を見ていて見られ方」から考える「見せ方」がいかに大事かと気付きました。仕事をしていると出世する人って大体こういう人が多いとサラリーマン人生で感じました。目的を達成するためにはパフォーマンスも必要ということです。

今日はこんな感じです。

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