2021卒新卒の採用計画調査で考えたこと

こんにちは。

 

 今朝の日経新聞1面に2021卒の新卒採用計画調査が掲載されていました。コロナ禍が響き、自動車など半数の業種で採用計画が減少しているというものでした。たぶんそうなんだろうな、という結果なので特に驚きはしなかったです。しかし、大卒の採用計画が2.6%増となっていることには驚きました。実際採用した人数ではなく計画の数なので今後どうなるかはわかりませんが、マイナスにはなっていませんでした。

 

 ということは若年層の人手不足という問題解消のためには経済状況が厳しくても採用をストップせずに人数を減らしてでも継続的に採用していこう、という企業側の意志を感じました。バブル崩壊後の就職氷河期で採用をストップした時の弊害を企業が感じている、ともいえるのでしょう。

 

 今回の採用計画を見ていて改めて感じたことは理系の強さです。新卒採用計画の昨年対比のデータが掲載されています。

大卒文系  21年春     20年春

      3.3%減   4.1%増

 

大卒理系  21年春     20年春

      9.0%増   10.8%増

 

大卒文系は昨年対比で3.3%減らしていますが、大卒理系は9.0%増やしています。5GだAIだビッグデータだDXだと新たなテクノロジーに対応する人材が不足しているということからも技術者を育てていかなければいけない企業側の意志の表れといえるでしょう。

 

 今後はジョブ型雇用とか今までの日本の慣習とされていたことが変容していく時代に突入していきます。企業に採用されることがゴールではなく、そこでどんな仕事をして、どんなスキルを身に付け、そのスキルをどのように活用して次の道に進むか、ということを自分自身で考えて意思決定していくことが必要な時代になっていくという流れになってきていると言えるでしょう。今日はこんなとこです。 にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
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