こんにちは。
昨日6月1日に2021卒採用面接が解禁されました。とはいっても毎年のごとくルールは形骸化されて実質はもっと早くに選考・内定出しが行われています。キャリタス就活の調査によると5月1日時点で内定保有者が5割を超えている現状です。
今年の大きな特徴としてはWeb説明会や選考などオンラインで行われることが多いということです。企業側も8割近くがオンラインで説明会や面接を実施しているとの調査データも出ております。次年度以降はコロナに関連なく業務効率化の一環としてオンライン採用は定着しそうです。
今朝の日経新聞を読んでいて2つのポイントがあると思ったので共有します。
①オンライン採用実施元年の今年、企業の手応えとして地方の優秀な学生が採用できた。今までは地の利を生かして首都圏の大学生が有利だったが、今後は全国区での採用が本格化するだろうということ。
②Web面接だとリアル面接とは違い、表情やしぐさなどの非言語表現が制限されるので的確に言語化して相手に伝える能力が問われること。
特に②はスマホでLINEをやっている世代には結構ハードルが高いのではないかなと思います。同じ世代で認識も同じような人とのコミュニケーションであれば、多くの言葉を必要とせず世代間の共通語でコミュニケーションが取れます。しかし、面接では世代も違えば認識も違うので相手が理解できるように言語化できないと次の選考に進めなくなってしまいます。学生時代に学外活動や世代の異なる集団とのコミュニケーション経験が豊富な人たちが有利になると私は思います。
コロナ禍で思わぬ経験を強いられますが、この経験は社会に出て必ず活きてきます。ニューノーマルな時代が始まったのですから、いち早く順応することが大切です。順応するのが上手くないのであれば数多く経験して失敗してそこから学んでいくべきです。
今日はこんなとこです。