宴のあと

こんにちは。

 

 11月2日の南アフリカ対イングランドの決勝は南アフリカの勝利で幕を閉じました。どちらが勝っても日本に縁のあるチームだったので、身を乗り出して応援し観戦しておりました。1か月強の長い期間、日本各地でラグビーがこれだけ話題になることはなかったです。しかもこんなにラグビーファンが増えることも全く想像もしておりませんでした。日本だけでなく、海外でも日本はセカンド・フェイバリット(母国以外に応援する国)として人気が高かったようです。

 

 ここまで盛り上がった祭りが終わると寂しいものです。まさに宴のあとですね。今回は私も4回観戦に行きましたので(10月12日のイングランド対フランスは中止になってしまいました)喪失感が半端ないです。皆さんもこのような状態になっているのではないでしょうか?

 

 この決勝でミソがついてしまったのがイングランドのメダル授与の振る舞いです。月曜日ということもありワイドショーなどでかなりの時間を割いて特集していました。確かにグッド・ルーザーにふさわしい振る舞いとは言えませんでしたね。イングランドのロックのマロ・イトジェがメダルをかけてもらうことを拒否した時は見苦しさも感じました。ただ選手の気持ちはわからないでもないと思いました。前回のイングランドは開催国でありながらプール戦で敗退する屈辱を味わいました。そのリベンジとして最高の舞台まで上り詰めて地獄を見たわけですから外野の人間がどれだけ騒いだところで、彼らが冷静になるまでこの問題は受け入れられないのでしょう。

 

 とはいえども日本での開催は世界各国の方に好印象を持っていただいたようです。来年の東京2020もきっとうまく運営できるのではないかと期待しています。今回のラグビーワールドカップをきっかけに親日になっていただき、今後も日本に来てもらうことで国際交流も活発になり、ビジネスも充実すれば双方にとっていいことですよね。日本もまだ捨てたものではないな、と感じたラグビーワールドカップでした。

今日はこんなとこです。

 

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