就職対策講座で感じたことについて

こんにちは。

 

 先週末にとある大学で実施された就職対策講座で感じたことについてまとめます。内容としては個人面接、集団面接、グループディスカッションを体験するというものでした。お世話になった大学は日本でも有数の名門大学です。当然偏差値は高く、リーダーをたくさん輩出しております。ちなみにノーベル賞受賞者を輩出した大学でもあります。

 

 こうやって書くと人材の宝庫な感じがしますよね。自分で問題点を見つけて、仮説を立て、問題解決することができる人が当たり前のようにいると思いますよね。それがそうでもないんですよ。たぶん今書いたような人物像の人たちはこんな講座に来ないのかもしれません。自助努力で問題解決ができるのでしょう。この講座に来た人たちはほぼ全員が「正解は何ですか?」「どうすればいいんですか?」と聞く人たちでした。それを考えるのがあなた方の仕事でしょ?と逆に質問すると「???」となってしまいます。

 

 昭和の時代であれば経済は発展していたにもかかわらず、ITは発展してなかったので人の力で事務処理を行う必要があったので頭のいい人たちが効率よく作業をすることが求められていたと思います。でも平成から新たな時代を迎える今はITの力でたいていの作業は片付くので人間がやることは自ら考え、問題がどこにあるかを見つけて、それをどのように解決したらよいかを考えられる人が求められていると思います。これはAIでもできないですよね。AIはすでにあるものを効率よく熟すことはできます。しかし、意思決定はできません。

 

 つまり人間にしかできないことで力を発揮しないでどうするのか?ということを強く感じてしまいました。頭が良くてリーダーとしての役割を求められている人たちが知識量ばかりを自慢してもあまり意味がないと思います。東大王というクイズ番組がありますがAIに覚え込ませたら東大生なんか手も足も出ないでしょう。そんなことよりも答えのない問題で意思決定できる力を育んで社会に還元してほしいな、と強く思いました。

今日はこんなとこです。

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