こんにちは。
今日は便利な言葉としてよく使われる「大丈夫」について考えてみました。これは就職支援などで学生さんとかかわりを持つ中で数年前からかなり気になっています。こんな使い方がなされているのではないでしょうか。
①今の説明でご理解いただけましたでしょうか?との質問に「大丈夫です!」
→これだと「わかってる」のか「わかってない」のかが、こちらにはわかりづらい。
②(2つ席があって)こちらにお座りください。空いてる席に荷物を置いてください。との質問に「大丈夫です!」
→「ありがとうございます」という意味だと思いますがわかりづらい。
③説明会会場などでごみを場内に捨てずに持ち帰ってください、と伝えた時に「大丈夫です!」
→この場合は「わかりました」という意味でしょうがわかりづらい。
言葉は変化するものなので「大丈夫」を使ってはいけないとは言ってません。意味やニュアンスを共有できるのであれば使うことは全く問題はないと思います。しかし、このニュアンスが理解できない世代も確実にいます。その場合には一般的な表現に改めたほうがいいでしょう。言葉は意思表示のためのツールです。伝わらなかったら意味がありません。特に会社説明会や面接など普段使っている言葉がポロッと出るものです。「相手の立場に立って」という言葉がESや面接でよく出てきます。普段の言葉遣いも「相手の立場に立って」いただけるとありがたいです。
今日はこんなとこです。