こんにちは。
今日は人は見た目が9割を実感したことについて書きます。就職戦線が本格化している今だからこそ改めて意識する必要があると思います。
そもそも、なぜこのようなことを書こうかと思ったかというと、とある大学の就職合宿に参加したことがきっかけです。講師として学生の一挙手一投足を丸2日かけてみていました。一番最初の受付の時にイヤホンを耳に突っ込んだまま、挨拶もろくにできずに「こいつら大丈夫か?」と心配になる学生が半数以上いました。
合宿が始まり挨拶や所作などの研修をしてもまだ変わる気配はありません。この段階では研修のための研修だったのでしょうね。挨拶や所作、気配りは何のためにするのかを体感させるべく、講師が配る資料の配布の手伝いをさせてみたり、グループワークをしているときに肘をついて人の話を聞いたりするとどう感じるかを考えさせました。
そうすると最初は全く他人事だったのが段々と自分事に変わっていきました。自分のして欲しいことを率先して実行し、やって欲しくないことは迷惑になるのでやらない、と体感することでできるようになってきたのです。このように意識が変われば行動が変わり、言動が変わり、表情が変わったのです。
2日目の模擬面接では「なぜ表情を明るくしたほうがいいのか?」「なぜハキハキと応対したほうがいいのか?」などを自分なりに考えて行動できるようになりました。それを見ている面接官は相手にいい印象を持つから面接でも好意的に学生のいいところを引き出すようになるでしょう。まさに好循環です。このような流れを作るということが大事なのです。人は見た目が9割、というのは最初の印象がいかに大事か。その後の行動に影響を与えるシンプルだけどとても重要なことだと実感した出来事でした。
今日はこんなとこです。