こんにちは。
今週はノーベル賞ウィークで本庶佑さんが医学生理学賞を受賞されました。本当におめでとうございます。日本人として誇らしいですね。私は去年証券会社主催のセミナーでテレビでもおなじみの辛坊治郎さんのお話を聞いてこの方を知りました。辛坊さんは「本庶さんは必ずノーベル賞を取るでしょう。」と言ってました。以前から有力候補だったようですがさすがだなぁ、と思いました。
さて、今回タイトルにも書きましたが未来への投資について本庶さんは「サイエンスは未来への投資」ということをおっしゃってましたよね。今役に立つことだけに注力するのではなく将来花を開かせるための未来への投資ということです。特に科学の世界はすぐにお金になりそうな応用研究に注力しがちですが基礎がなければ応用もないわけですから地道にコツコツ育む基礎研究を疎かにしてはいけないと改めて考えました。
そこで、キャリアについてこの話を応用してみましょう。仕事をしていていきなりすごい力を発揮することは正直難しいです。野球の大谷選手は例外中の例外と言えるでしょう。やはり基礎固めをして地味でつまらないことでもコツコツやることが重要だと思います。そこであきらめると基礎は身につきません。基礎固めをするうちに最初は何の役に立つのだろう?と思ってたことも積み重ねるうちに部分と部分が有機結合して大きな力を発揮していきます。その結合させる力が応用です。いきなり応用はあり得ません。
ということで、いきなり面白い仕事をしたいと思っても面白い仕事は基礎の上に成り立つということなのです。自分の想像で面白いと思った仕事をいきなり任されても基礎がないので何をどのようにすれば良いのかがわからないので苦痛だと思います。面白くも何ともありませんよね。だからこそ地味でつまらないことをネガティブに捉えるのではなく自分を成長させる大事なことと考えて取り組んでみましょう!それがまさに「未来への投資」になるのです。
今日はこんなとこです。