こんにちは。
ワールドカップで毎日徹夜している人が多いと思います。私も連日徹夜で眠い目をこすりながら日中仕事をしております。日本もヨーロッパ、南米以外で唯一の決勝トーナメントに進出しました。
この決勝トーナメント進出を決めるポーランド戦が曰くつきの戦いとなりました。日本が0-1で負けているにもかかわらず別の試合で2位争いをしているセネガルも0-1で負けている情報をキャッチしフェアプレーポイントの差でこのまま逃げ切れば決勝トーナメント進出できると踏み、後半30分からボール回しで時間を稼ぎそのまま逃げ切ることを目論みました。結果はご存知の通りで日本はそのまま予定通りに負けて決勝トーナメント進出を果たしました。
この戦い方が卑怯だ、決勝トーナメント進出すればいいのか、正々堂々と戦うべきだなどの意見が多数出ているようです。誰もが祝福する決勝トーナメント進出とはなりませんでした。しかし2大会ぶりの決勝トーナメント進出でありアジア、アフリカで唯一の進出国となりました。これは誇らしいことだと思います。
ここで日本の目的は何だったのかを考えれば優勝ではないはずです。決勝トーナメント進出が直近の目標だったはずです。そこから目標修正してさらに上を狙うのが自然な流れでしょう。今回ネガティブな意見を述べている方たちは「強く、美しく、きれいに」勝てなければ決勝トーナメント進出に価値を見出せない、といった論調だと思います。
ここで私はドイツの偉大なサッカー選手であり監督だったベッケンバウアーの言葉を思い出しました。「強い者が勝つのではない。勝ったものが強いのだ!」どんなに美しく戦おうが負けは負けだし目的を完遂できなかったという点で価値を見出すことはできません。どんなにかっこいいことを言っても結果が伴わなければ意味はないです。かっこ悪かろうが結果を出せば勝なわけです。
日本人はどうしても美しくことを運ぼうとします。その気持ちはよく理解できます。しかし結果を出さなければ意味がない。今回はルールに則ってリスクを取り、結果をモノにしました。やましいことは何もないと私は思います。
ここで就活に当てはめて考えると「自分らしく働ける納得いく就活」というのはあり得るのか?私はキリがないと思います。どこまで行っても納得することはないでしょう。なのでこの辺でいいかなという気持ちが大事です。大事なのは入社した会社で戦力として期待されているのだからちゃんと「結果を出す」ことができるかが問われるのです。結果にこだわることはすごく大事なことだと今回の日本の戦いをみて感じました。
今日はこんなとこです。