面接解禁日に思った「ルールは破ってませんよ」というインチキについて

こんにちは。

 

 6月1日は面接の解禁日でしたね。本来であればこの日から面接が始まり数度の選考を経て学生さんに内々定をだすという流れになるはずです。まともに選考すれば1か月近くはかかることでしょう。

 

 しかし6月1日の面接解禁日に「内々定です」と告げられるのは去年からやっていることです。これができるということはあらかじめしっかりと選考しているからです。言ってみれば6月1日は儀式のようなものです。形式的にやっておかないとまずいからやってるだけです。

 

 つまり3年生のインターンシップと呼ばれる実質的な会社説明会からの長い就活があればこそ6月以前に内定出しをして、大手は6月1日に形式的な面接をして内定を出すという構図です。これって意味があるんですかね?とりあえず「ルールは破ってませんよ」って言いたいんでしょうがルール破ってますよね。これは大昔から形式的なルールを守って本質的には破ってるんです。

 

 今回は就活にフォーカスして苦言を呈していますが政治の世界でもビジネスの世界でも形式的なものが守られ本質的なものが形骸化してる日本ってこれから世界を相手にやっていけるのかな、と思いました。今までみたいに内向きでは通用しないわけです。人口が減少して内需は細り、人材不足で海外から集めようという時代に日本のよくわからないルールは通用しません。

 

 毎年くだらない就活戦線を見ていて学生はほんろうされ企業側はとりあえずルールは守りましたよ、と殊勝な顔をしているのをみると本当にバカバカしいな、と思う今日この頃です。今日はこんな感じです。

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