志望動機の書き方がいまだによくわからないという方へ

こんにちは。

　就職戦線が３月に始まりましたがすでに内定をもらっているという学生もチラホラと出てきています。片やESや面接で「弊社へ志望した理由はなんですか？」と聞かれて困ってしまう学生も多いのを実感しています。

　ではなぜ、志望動機がうまく書けないのかを考えてみましょう。ありがちなのは「御社の製品・サービスが好きだから」が圧倒的に多く、ほかは「グローバルに展開しているので私の語学力が活かせるから」とか「地元に貢献したいから」といったものが挙げられるでしょう。でもこの手の動機を語っても次の選考に進むことはまずないでしょう。

　なぜならば自分目線で語っているだけだからです。私が思う、というのは悪くはないですが企業からしたら「だから何なの？」ってなります。自社の製品やサービスを気に入ってるということであれば「ありがとうございます！」とは思いますが採用しようとは思いません。

　ではどうしたらよいのでしょうか？それは相手目線を持つということです。その会社の「どの部分が同業他社と比べて強み」なのか？を踏まえて「自分の持っている力をその会社でどのように」活かせるか？と相手側＝企業にメリットを感じてもらわなければ採用されません。つまり採用されるということは皆さんの能力やポテンシャル、時間を企業が買うということです。６５歳まで雇用されるとして４０年間支払う給料が平均年収５００万円で考えても２億円の買い物なのです。

　こういうことが背景にあるので自分の好き勝手に気持ちよく語られても「ピクり」とも反応できないのです。皆さんが欲しいものを買うときでも店員が「私これ好きなんです！」といっても自分が好きでなければ買わないでしょう。それと同じです。買うのが誰かがわかればプレゼンの仕方は変わります。これを念頭においてください！

今日はこんなとこです。

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