エントリーシートや面接などどうしたらよいかという正解について考えたこと

こんにちは。

 

 今日のタイトルに書いたことはこの10年くらいずーっと学生さんが聞いてきたことです。不安なので正解を求めたくなる気持ちはよくわかります。ただ人生において答えなどないので「これが正解です」となかなか言いづらいものです。ある人にとっては正解かもしれないけど他の人にとっては正解ではないかもしれない。世の中はそんなことばかりなのに正解が欲しくなってしまうのが現状のようです。

 

 2019卒の採用戦線が始まりエントリーシート添削や面接対策などの講座がありましてそのあとに実際の対策と称して模擬面接などを実施した時に正解を求めたがる人が以前にも増して多くなっていることに驚きました。特に受験勉強を一生懸命頑張った偏差値の高い人たちにこの傾向が出ています。質問の内容も「集団面接のときに自己PRに費やしても面接官に不快感を与えない時間は何分ですか?」とか「グループディスカッションの時に与えられたテーマについて定義づけをして議論を発展させ、展開し、結論にもっていく際の最適な時間配分は40分バージョンの場合どれくらいですか?」とかなり具体的に聞いてくる学生ばかりでした。

 

 結論として「そんなのは面接官の数だけ答えがあるからわからない」と答えています。

面接官がせっかちな人だったら結論に重点を置いて概要をサラッと話せば理解してくれるでしょう。プロセスを大事にする人は根掘り葉掘り質問し、一挙手一投足を逃さず観察していることでしょう。個性が違うんだから1つのパターンに当てはめても意味がないと思います。つまり採用されるような人はどんな状況になっても冷静に現状を分析して状況に合わせて行動できる人ということでしょう。そういう人なら仕事で不測の事態が起きても対処できるはずです。

今日はこんなところです。

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