順張りと逆張り

こんにちは。

 

 今日は就活における順張りと逆張りについて書きます。どちらかというとほとんどの方は順張り発想なのですが、いったい何が順張りで逆張りなのかを考えましょう。私は価値観だと思ってます。具体的には以下の通りです。

 

①安定している企業を選ぶ心理(公務員や銀行志望)

②福利厚生がしっかりしていて働きやすい会社を選ぶ心理(これも公務員や銀行、老舗企業といったところでしょうか?)

③知名度が高くてみんなに「すごい!」って言われる企業を選ぶ心理

 

他にもいっぱいあるとは思いますがとりあえずはこういった価値観で就職先を選んでいませんか?私は①と②はそれほど意識しませんでしたが③はマスト要因でした。見返してやるとか「どうだ、すごいだろ。」という自己顕示欲の塊のような学生時代でした。まさにみんなが歩むであろう道をそのまま進むことをここでは順張りと言いました。

 

 さて順張りに対して逆張りです。つまりは上記のような価値観で動く学生とは逆の動きをする人たちです。実はこれがあまり多くはいないのです。順張りはリスクが少なそうなイメージですし、仮に失敗しても「みんな失敗してるんだし」というエクスキューズが成立します。しかし、成功の果実を手にする人たちは逆張りの人たちです。どういうことかを上記した①~③で考えてみましょう。

 

①安定している企業を選ぶ心理(公務員や銀行志望)

→今は安定してるけど自分が幹部になったときって絶対安心って言えるのかな?

②福利厚生がしっかりしていて働きやすい会社を選ぶ心理(これも公務員や銀行、老舗企業といったところでしょうか?)

→福利厚生って会社に余裕がないとできないよな。バブルの時に保養所を持っていた企業も今は売却して資産減らしてるしなぁ。マイナスになることはあってもプラスになった話ってあまり聞かないしなぁ。

③知名度が高くてみんなに「すごい!」って言われる企業を選ぶ心理

→今すごくてこのまま伸び続けるってなかなか難しいよな。昔凄かった会社が没落していくところは最近ニュースでよく見るよなぁ。

 

 

 このように逆張りの発想をすると見えてくる世界が変わります。この人たちは「今」を見るよりは「未来」に目がいってます。そして皆さんが働く会社は「今」も大事ですがそれ以上に「将来」が大事なのです。なので就活の時に投資の世界で使われる「順張りと逆張り」の発想と視点を持つことは重要ではないでしょうか?

今日はこんなとこです。

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