こんにちは。
今日は理不尽から生まれる知恵について書きます。なぜこのことについて書こうかと思ったかというと日曜日の朝7:00にフジテレビで放送されている「僕らの時代」というトーク番組で明治OB特集での星野監督の発言からです。どんな発言だったかというとこんな感じでした。
自分が大学時代に先輩から理不尽なことを言われて鍛えられたんだ。例えば寮生活をしてるんだけど先輩から「おい、タバコ買って来い」って言われるんだよね。当時は自販機もないしコンビニもないから素直に「売ってませんでした」って先輩に言ったんだよ。そうしたら「ガキの使いじゃあるまいし何やってんだよ。新宿に行きゃ売ってるだろうが!」って怒られるんだよね。それで寮からタクシーに乗って当時100円のタバコを買いに行ったんだよ。タクシー代が往復で1200円だからばかばかしいんだよね。そこで知恵をつけて「あの先輩はハイライトでこっちの先輩はピースだったな」って銘柄を覚えて部屋にストックしておいたんだよ。それからは先輩にタバコ買って来いって言われたら階に行くふりをしてストックしておいたタバコを持って時間をつぶして適当な時間に帰ってきて先輩にタバコを渡したんだよ。
理不尽な先輩を褒められはしないですけど、その理不尽から確実に知恵を身に付けたエピソードですよね。答えを自分なりに生み出す。これこそが知恵だし、要領よく生きていく力といえるでしょう。どんなに偏差値が高くても知識一辺倒では社会で生きていけません。やはり要領の良さと知恵があってこその知識です。この逞しさを皆さんも企業にアピールすることが必要ですし入社してから活躍するタイプもまさにこれがポイントなのです。今日はこんなとこです。