こんにちは。
今日は野球と就活で考えてみたいと思い「広島カープと読売ジャイアンツの差」で書きます。昨日からオールスターが始まりましたがここ数年力を着実につけてきたカープと主力が高年齢化して力を落としてきているジャイアンツという構図が出来上がってきたことに異論はないと思います。
球界の盟主を自認するジャイアンツは常に最高の戦力をそろえて常勝軍団を作ってます。そのために資金が必要ですが読売グループには潤沢な資金があります。なので今はありませんがドラフトの逆指名やFAなどで選手の獲得をしていました。対してカープは12球団ワースト争いをするほどの貧乏球団なのでFAで選手を獲得することもなく地道にドラフトで目をかけた選手を育成して戦力を強化するしかありませんでした。せっかく戦力を育成してもどっかの球団にFAで取られてしまうという皮肉な結果になってしまいました。
そんなこんなでカープは暗黒時代を20年以上過ごしたわけです。ジャイアンツはあり得ないほどの戦力補強をしてもなかなか勝てなくなってきてます。生きのいい即戦力を獲得してもやがて年を取りベテランになって戦力がダウンする。そんなときに生え抜きをきっちり育てる能力がなく、また人材が育っていないので今のような低迷を余儀なくされているのです。
これって企業の採用にも当てはまりますよね。人を育てる能力がある会社は厳しいかもしれませんが自分が戦力になったときにはレギュラー=上の地位で活躍することができます。大手で図体がでかくなりすぎた組織はベテランが増えすぎて今後の成長余力に疑問符が付く会社も多々あります。だからこそ大手だけが素晴らしい会社なのかということを今一度考えてみるといいかもしれませんね。
今日はこんなとこです。