目先の些末なことにこだわっていると

こんにちは。

 

今日は目先の些末なことにこだわっていると本質的なものが見えてこない弊害について書きます。

 私が採用の仕事をするようになってから20年近くたちます。この10年くらいでしょうか、How to的で即物的な即効性のある答えを求める学生さんが増えてきています。その極みだなと感じたごく最近のエピソードをご紹介します。

 

 とある就職情報会社が開催する合同企業説明会について「私服で来ることを推奨しているのですがスーツで行くのは良くないですか?」という質問でした。私も一応相談されたので主催会社のHPを見てみたら「なぜカジュアルを推奨するのか」「企業にも賛同をもらってざっくばらんに話せる環境を作りたい」「先輩たちのカジュアルコーディネイト例の写真」などが書いてあるではないですか。だったら自己判断でそれでもスーツを着たければ着ればいいしカジュアルで行きたければ行けばいいと思います。それはあくまで表層的なものです。本質は企業の生の声を聴くことではないでしょうか?

 

 確かに私服OKと言いつつそれはトラップで実際はスーツの学生しかいなかったなんて説明会もありますがそれは企業の単独説明会の話です。そんなことがあるのでおどおどするのはわかりますが何でもかんでも「答えを求め」たがるのもいかがなものかと思いますね。自分の考えを持つことの重要性とそれを口に出して主張する能力こそ今の時代に求められている力ではないでしょうか?「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」というビートたけしのネタが流行った30年以上前と今とでは世界情勢やビジネス環境も変わっているのですから昭和の価値観のままではいけないと思います。いちいち答えを聞いてもそれが正しいかどうかはわからないのですから自分で最適解を求めて自分で決断する力を身に付けましょう!

今日はこんなとこです。

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