成人式で考えたこと

こんにちは。

今年一発目のブログです。

　今日は成人式ですが早い自治体は昨日やっているところがありましたね。そしてまだいるのかと驚きましたが荒れる成人式としてつくば市がニュースで取り上げられていましたね。沖縄とか九州とかこの手のニュースは10年以上恒例行事のようにニュースに取り上げられますよね。なんでこんなことをするのかという心理が極めて日本的なのではないかと私は考えました。

　その理由とは「赤信号　みんなで渡れば　怖くない」というキーワードで説明できると思います。具体的には成人式で暴れるということはみんなは深層心理の中でやってはいけない、と思っているはずです。そのくらいの分別は持っていると思います。ただ深層心理にあったものが表層として現出するきっかけが必要になります。そこで出てくるのが「お酒」です。今回のつくば市の件も最初のきっかけは酒に酔った成人の狼藉から始まってます。

　さあ、ここからが問題です。きっかけを与えた青年は酒に酔って理性を失っているので愚かな行為ではありますが、そいつを捕まえれば済む話です。ここから騒ぎたい連中が「赤信号　みんなで渡れば　怖くない」とばかりに一斉にステージに上がって狼藉を働くわけです。きっかけがなければ動くことはなかったのでしょう。そういう意味では先達がいたからこそ次に続くエネルギーが生まれたので良い方向に機能すれば日本も捨てたものではないといえますね。

　日本人というのは集団になったときに強い力を発揮します。明治維新から富国強兵を経て世界の一等国にのし上がりました。そこから驕りがあり官僚的組織硬直の弊害などもああり太平洋戦争では悲惨な体験もしました。そこからの奇跡の復興、高度経済成長は日本の集団の力の凄さと言えるでしょう。そして今、また硬直化してもがいています。今こそリスクを取って先達になり周囲を巻き込むきっかけを作る新成人に期待したいですね。成人式で暴れるだけではなく新たな船出をし世界で暴れていただきたいと心から願っています。

今日はこんなとこです。

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