学生目線と企業目線で自己PRのとらえ方はこんなに違う

こんにちは。

 

 今日はどのように企業研究をしたらよいかという考え方を提示したいと思います。ズバリ「企業目線で考える学生のアピール」です。

 

 学生の皆さんは就職活動のとき自己PRや学生時代に力を入れたことや志望動機など自己主張しなければいけない場面が多いのでどうしても自分目線での自己主張になってしまいます。

 

 なぜだめなのか考えてみましょう。これは自分がいいと思っているものが必ずしも相手がいいと思うとは限らないのです。社会に出て実際の仕事で考えてみるとAという商品があったとします。このAは会社が総力を挙げて開発した自慢の一品です。なのでこの商品がいかに開発が大変でやっとの思いで作り上げたかを力説して営業をしたとします。お客からすれば「全てそちらの事情でしょ。うちにとってどういったメリットがあるの?」と思ってしまいます。Aの開発苦労話とかその会社の社員がAという商品を素晴らしいと思っても他の人からすると「だから何なの?うちにとってのメリットは何?」と考えます。これと同じことを学生さんもやっているということです。だから自己主張して自分が素晴らしいということを主観的に言ってもダメなんです。採用する企業にとってその学生のメリットがどこにあるかを客観的に主張してほしいのです。なぜならば新卒で採用して定年まで雇ったとしたら2億~3億の賃金を生涯にわたって払うことになるので大きな投資案件なんです。

 

 つまり内定を複数取るような学生はこの目線を持っています。それが企業にとって優良な投資案件に思える訳です。そしてその中から自社の商品やサービスを対外的に売り込む場合においても顧客目線でメリットを感じてもらえるように提案するので商品が売れていくのです。まとめとしては無駄な投資を企業はしないということです。そこで学生さんには相手の目線に立って自分のストロングポイントは何かをアピールしてほしいと思います。

 

 今日はこんなとこです。

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