こんにちは。
今日は様々な学生のカウンセリングをしていて感じたことについて書きます。それはズバリ「内定を取れない学生の企業の選び方」です。
どのようなことかというとその会社が何をやっているのか?その会社の強み=儲けの源泉がどこにあるか?ということを全く考慮に入れないということです。会社に入社して働くということは転職をしない限り40年近くずっとその会社にいるのですからお給料を貰う以上利益貢献をしなければいけません。そうなるとその会社の強い商品やサービスを提供するために自分のどの強みを活かせるのか、とか考えるはずです。多くの企業が営業職を大量募集している理由も理解できるはずなのです。なので企業研究というのは理念も大切かもしれませんがそれ以上に儲けの源泉を理解してそこで活躍できる可能性を証明しなければいけません。
つまり内定を取れる学生は採用する側の企業目線を意識してその会社で自分が活躍できることはなにかを調べます。そして自己分析した結果と学生時代に力を入れたことのエピソードを絡めてアピールをしています。内定を取れない学生は常に自分目線です。自己分析した結果は自分のためのものであって採用する企業云々は関係ないのです。だから理念に共感した、だから志望しました。その結果何ができるかはわかりません、ということを平気で言えてしまうのです。大学を選ぶときはそれでいいでしょう。なにせお金を払うのは学生なのですから。しかし、給料を貰う立場になるということはそれ以上の利益を産み出さないとお荷物になります。やがてリストラの対象となるでしょう。
ということで相手の目線に立ってその動機やアピールが彼らのメリットになるのかを考えましょう。相手の目線に立つということはその会社で利益貢献できる人が欲しいということになります。つまりはたいていの会社は営業や販売、サービスの提供者が欲しいのです。事務がやりたいとか総務や人事がやりたいと言われてもそういう人たちはあまりいらないのです。そうすれば何をどのように企業研究すればよいかが見えてくるはずです。
今日はこんなとこです。