こんにちは。
昨日の知事選では小池百合子さんが当選されましたね。おめでとうございます。知事選を特集していた池上さんのTVで主要3候補の演説を分析していたコーナーがあり興味深く就活にも応用できると思いましたので今回取り上げました。
まず当選した小池さんですが主張が明確(都政の透明化。これは自民党東京都連との対立軸として効果があったようです)で、他陣営からのディスり(厚化粧だと言われたこと)を当意即妙に切り返したり、最新の時事ネタ(ポケモンGO)をちりばめたりして聴衆の関心を引く話し方でアピールしていました。それに対して自民党都連が推していた増田さんや野党候補の鳥越さんはどこに行っても同じような話の内容を同じような話し方でしていたそうです。つまり応用が利かない上に聴衆は飽きてしまい惹きつけられなかったんですね。
これを就活に当てはめて考えると志望動機や自己PRや学生時代に頑張ったことという三大質問に対して準備した内容を覚えて粛々と話すということがいかに意味がないか、伝わらないかということを証明していると思います。
小池さん=聴衆が何を求めているかを察知し話の本筋は変えずに興味を持たせるように伝える。
増田さん・鳥越さん=自分の主張を自分の言葉で伝えれば相手に伝わるはず・・・という独りよがり。
面接官が興味を示さなかったらどんなにいいことを言っても伝わってないのです。面接官の質問の裏側を察知し、求められていることをわかりやすく伝える姿勢が大事なのです。今日から8月ですが面接でうまくいってない人はこれを意識してもらうだけで結果が変わります。頑張ってください!今日はこんな感じです。