投資で考える就活その4

こんにちは。

 

 前回のブログの続きを今回は書きます。前回のブログの最後で2億1千万円以上の価値をアピールしないと採用されることはないと書きました。例えば株を購入して1株1000円の株を100株買うと10万円です。その株が1001円、つまり10万100円になったとして「いや~、投資して良かった!」と思うでしょうか?それはないですよね。1株1000円が2000円になったら「投資して良かった!」と思うんじゃないでしょうか?売却して20万円で差し引き10万円の儲け(税金は考慮せず)になるのですからね。

 

 ということで投資してもらえる金額以上の価値の提供が必要になります。とはいっても新卒で入社してすぐに2億の価値を提供できるわけはありません。どうしたらいいのか困ってしまいますよね。企業というのはそこまで酷なことは言いません。皆さんの5年後や10年後に期待して投資するのです。そこで成長余力があるのかどうかを判断したいわけです。デイトレーダーではなく長期投資をしようというわけです。いわゆるポテンシャル採用というのはこういう意味です。

 

 そこでエントリーシートで最近のトレンド「学生時代の挫折体験とそれをどのように乗り越えたか?」というたぐいの質問が重要になってきます。会社に入社すると顧客や上司が理不尽なことを言ってくるわけです。その要求にどうすれば応えられるか?実現できるかを知恵を絞って解決する人こそが企業の求める人材なのです。この視点で自分をアピールしないと独りよがりになってしまい投資家=企業の採用担当者は見向きもしません。

 

 ここをはき違えないようにポイントを外さずに企業にアピールするための情報分析とは何かを次回のブログで書きます。延び延びになっていますが前提条件を説明しないといけないと思ったのでご了承願いたいと思います。今日はこんなとこです。

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