こんにちは。有給を使ったり早い会社だと29日からGWですが一般的には今日から5連休という方が多いのではないでしょうか?就活生はGWでもセミナーとかで活動していることでしょう。
さて、今日はグループディスカッションで企業は学生の何を見ているのかについて書きます。あるテーマについて6~8名でディスカッションをして結論を導くプロセスを評価します。マニュアル本には「司会者」「書記」「タイムキーパー」など役割を決めて効率的に議論を進めましょう、などと書いてありますよね。確かにその通りだと思います。しかし最近ちらほら聞くのは役割を決めずに議論をしてくださいと注文がつく企業も出てきています。役割を決めると効率的なのに役割を決めるなと企業が言う。
なぜこのようなことが起きるのか?これはマニュアル通りに型を決めてしまうとその役割に固執して臨機応変な姿が見えないからだと私は考えています。司会にふさわしくないのに司会だと受かり易いということで志願するも、場を壊して全員不合格なんてことも多々あります。それよりもそのメンバーの中で自分は何をすべきか?どのように貢献できるかを臨機応変に対応できる学生は組織に入っても同様のことができると企業は判断するわけです。
つまり言われたことやセオリー通りにしか行動できない融通の利かない人は今のビジネス社会では通用しないのです。刻々と変わる状況に臨機応変に対応できる人こそ必要とされているのです。それを判断するためにグループディスカッションを課して学生の対応を見ているのです。発言が多い/少ない、発言が本質的か/単なる意見か、議論を盛り上げるために貢献したか否か、などを見ています。
なので「どうすれば受かるんですか?」という愚問をよく聞かれますが「これ!」という鉄板はないのです。その場の状況を見て何をなすべきかを考えて実行できることが答えになるでしょう。それは人それぞれのやり方がある、というのが答えです。
今日はこんなとこです。