ノーベル物理学賞を受賞した中村さんのコメントで考えたこと

こんにちは。

だいぶご無沙汰してしまいました。

さて今年のノーベル賞は物理学で3人の日本人が共同受賞しました。本当におめでたいことですし日本人として誇りに思います。新聞の受賞者プロフィールで中村さんのところを読んでいたらなんと米国籍を受賞していたのです。2008年の南部陽一郎さんと同じでアメリカ人の受賞となってしまうのです。それ自体はしょうがないことですがなぜ米国籍を取得するに至ったかというところがポイントです。中村さん曰く「日本は年齢と性別の差別があるので働く環境が悪い。アメリカは競争は厳しいが自由だし差別もない。米国籍を取得したのは予算を獲得するにあたって軍関係の予算を取るためには米国籍がないと取れないためだ」とのことです。確かに日本はがんじがらめの年功序列でレールから外れると戻ることはできず一生辛酸をなめることになります。私の同年代が一度も正社員になれず派遣社員を続けているのもまさに一度道を外してしまうと再チャレンジが許されない、年齢(新卒でないと既卒となって相手に模してもらえない企業がほとんどになってしまう)や性別で差別される既得権者が得をする社会だからです。

そういう社会が中村さんには合わなかったという訳です。この事実を反面教師にして実力がある人が活躍できる社会に日本はならないと新興国に追い抜かれて二度と同じ土俵に立つことはできなくなってしまうでしょう。

今回のノーベル賞受賞で色々と考えさせられました。皆さんはいかがでしょうか?

今日はこんなとこです。

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