受かるESのコツ その5

こんにちは。

 

今日も書き方ではなく内容について書きます。

今日のテーマは「読み手が映像を思い浮かべられる文章」です。

 

これは何なのか?というと学生の皆さんはたいていの場合

「私には○○力があります。また○○力もあり、さらに○○力もあります。」

といった具合に自分で自覚していると感じていることを○○力という言葉で表現します。

これ自体は別に悪くないと思いますが(良いとも思いませんが)、見ず知らずの人が初めてあなたのESを読んで○○力があると言われても「あ、そうですか」としか反応できないのです。つまり納得感ははっきり言ってありません。しかし、学生さんは積極的にアピールしようと考えて○○力を3つも4つもアピールしてきます。しかもそれを書くだけで字数がいっぱいになってしまうので結局は○○力を羅列して終わってしまいます。

 

これでは採用担当者に自分の強みを伝えられないですよね。伝えているのは自分が自覚していることを○○力で表現したという虚しい事実のみです。

そこで意識をしてほしいことは○○力という言葉を使わずに○○力を表現するということです。その為には説得力のある具体的なエピソードで表現しなければいけません。

例えば顔が引きつっているのに「私はとても明るく周りを幸せにします」と言っても全く説得力がないですよね。自分ではそう思っていても周りはそのような評価をすることができませんよね。例えば「私はいつも飲み会やイベントがあると必ず声をかけられます。イベント自体を企画したりすることはありませんが、盛り上げ役として必ず呼ばれ輪の中心になって会を円滑に運営するサポーターとして頑張りました」と言ったらどうでしょうか?読み手としては「明るい人なのかな?みんなの人気者なのかな?」って思いますよね。相手がそのように評価して初めて「私はとても明るく周りを幸せにします」と思われるわけです。ここが重要で相手に思わせるのではなく、思われるように表現することが大事なのです。そうすれば読み手は納得して面接で会ってみたいな、と思う訳です。

今日はこんなとこです。

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