受かるESのコツ その1

こんにちは。

 

本日から受かるESシリーズをやろうと思います。

第1回は「大から小の説明」です。

これは何かと言うと全く見ず知らずの相手にも理解を促す説明の基本です。

 

学生さんによく見られる失敗としてエピソードのディテールを書きすぎる現象が見られます。詳細なことを説明することにより具体的な話をしているつもりになってしまっているのです。ここには落とし穴があります。何かと言うとエピソードの結末を知っている人には具体的なんですが、全く何も知らない人がその話を見ても何のことか理解できないのです。

 

ここでポイントですがESを提出する先には顔も見たことがない見ず知らずの人たちだということです。そういう人たちには前提条件となる大きな話、つまりは概要から話す必要があります。その概要に連なる小さい情報、さらに小さい情報と説明しなければなりません。マトリョーシュカ人形のようなものです。最初から小さい人形が目の前に現れても「そういう人形なんだろうな」としか思いませんよね?大きい人形の胴体を割っていくから次々に人形が現れて面白さが出てくるのです。

 

しかし学生さんは小さなディテールを積み上げて形を作る説明をしてしまうのです。

何度も言いますがゴール、完成形がわかっている人にはそれでも構いませんが事前情報がない人には小から大では通じないのです。しかも文字数制限がある中で本質的なことが書けずじまいで伝えたい内容がほとんど伝わらないのです。

 

以上のことを踏まえて書くと限られた文字数でも効率よく伝えたい内容を収めることができます。今日はこんなとこです。

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