学生が陥るESの失敗 その2

こんにちは。

 

 今回もESの失敗に関することを書きます。

本日は「主張したいこととエピソードの主従の関係が逆転する失敗」についてです。どのようなことかというと本来は伝えたい内容(例えば積極性だとか粘り強さだとかそういった自分の特性を表すこと)に根拠を与えたり、情景を想像しやすいようにエピソードを付け足します。つまりメインは「主張したい内容」でありサブとして「エピソード」があります。これがいわゆる「具体的に書くこと」の意味です。

 しかし、学生の皆さんが陥る失敗として具体的に書かなくちゃ、エピソードはどんなものがキャッチ-でインパクトのあるネタか、を検討する方が多いのです。これはある種、強迫観念とも言えます。まさにエピソード地獄です。これといったネタがなくてエピソードを盛ったり、ひどい人だと捏造したりするのです。

 だた人事の目線で考えるとインパクトのあるエピソードがあっても要は何が言いたいのかという主張がなければ所詮はただのエピソードとなってしまいます。エピソードがメインになることはありません。あくまでメインを守り立てるサブなのです。このルールに則って文章作法の原則「主張-根拠-結文」という伝え方をベースに記述してみて下さい。

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