学生が陥るESの失敗 その1

こんにちは。

 

 早い企業ですとエントリーシートの受付を開始していますね。そろそろ気合を入れて書き始めなくてはと思っていらっしゃる方は多いと思います。そこで何回かに分けてエントリーシートについて書いていきたいと思います。

 さて今回は文章作法の基本「主語・述語の関係」について書きます。

当たり前すぎて「何言ってるの!?」と思われる方程注意が必要です。よく学生の文章をみているとこういうケースが多いです。

 

「周囲を巻き込み活力をもたらす人間です」

私はテニスサークルの副部長をしていて、主に企画を担当しメンバーみんなが楽しめる雰囲気を作ろうと思い旅行や飲み会など様々なイベントを企画・実行しみんなから喜ばれ、また周囲の話に耳を傾け、メンバー全員でイベントを作り上げる喜びを学びました

 

 これを読むと何となく意味が分かるようでわかりづらいですよね。

何が問題なのか?

ズバリ、主語と述語の関係がおかしいからです。「主語=私は」に対して本来は「述語=(副部長を)しています」で結ぶべきです。しかし、修飾句を挿入しすぎて「述語=(イベントを作り上げる喜びを)学びました」で結んでしまっています。

原因は1つの文章にたくさんのことを盛り込み過ぎて主語・述語の関係があやふやになってしまい、読み手にぼやけた印象を与えてしまうためです。「また」という付け足しの接続詞を多用する方が多いのですが無駄に文章が長くなり、結局何が言いたいのかが見えてこなくなってしまいます。

 

 ここでポイントは1つの文章に1つの意味を与える「一文一義」を意識することです。

自ずと短い文章になり、読み手もテンポよく読むことができます。

まずは自分のESがよくある「ダメな例」になっていないか見直してください!

今日はこんなとこです。

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