こんにちは。
今朝の日経に良い記事がありましたのでご紹介します。
企業のIR情報(投資家向け情報)を就活に活用する効用について書かれていました。
私自身も学生に活用するように話しております。ではその効用とは何か?
①企業が自社株を購入してもらうために経営の現状と展望を詳しく説明してくれる。
②証券会社など外部の客観的なレポートもある。
③自社に不都合な情報も掲載されており、改善点が何かがわかる。
基本的にはこの3点がポイントです。学生さんは就活の情報収集を専らナビに頼る傾向が高いと思います。私はナビ運営会社にいましたからわかりますが、企業情報は基本的にいいことしか書きませんよ。あれは見栄えが大事なんです。人聞きのいいキャッチフレーズが大事なんです。そうすれば学生は上手いこと騙されてくれるのです。実際にESを読んでみると採用HPに書いてあるキャッチフレーズに共感しました!なんてのがたくさん送られてくるのです。まぁ実際にそんなESを書いて送ってくる学生を企業が採用することはありませんが。
投資家が株を購入する際にはその企業を徹底的に調べて納得の上で購入します。
学生の就活においても転職しなければ40年近く働くのですからHPの採用情報だけでなく投資家情報なども活用して欲しいと思います。新興市場も含めれば新卒採用している企業の3分の1近くは上場会社です。ぜひ情報を有効活用して下さい。
今日はこんなとこです。