こんにちは。
日経新聞電子版を読んでいたらこんな記事を見かけました。
「富士通、早期退職者2454人に 予定上回る」
記事によると予定していた人数554名に対して応募が2454名あったとのこと。
誰もが羨む大手に入社して年功序列で一生安泰と思い描いても現実はそうはいかないという実例だと感じました。富士通は成果主義を導入して大失敗して日本型経営にシフトしてきたのですが、国際化の中で50歳以上の幹部たちが早期退職制度を利用して退職金積み増しなどの優遇を受けて退職し、セカンドキャリアを築くことを選択したのです。
就職できても今まで通りの給与は保障されません。大手に勤務していたというだけですぐに就職が決まる保証もありません。でも富士通に勤め続けるよりはセカンドキャリアを選択したほうがいいと思ったから早期退職に応じたのでしょう。
別に早期退職をしたからダメだといってるわけではありません。昔なら定年まで勤めるのが当たり前だったのが、今は自分の意思に従って選択して道を切り開いているということを言いたかったのです。
この記事を読んで学生さんに伝えたかったのは会社に入っておんぶにだっこではダメだということです。そこで何をやるかを考えることの重要性です。大手は絶対安泰などと思わず常に何をしたいのか、すべきか、どうすれば成長できるかを考えて行動してほしいと思います。
今日はこんなとこです。