こんにちは。
新聞やニュースでは2016年卒生(現大学2年生)から就活がさらに3か月後ろ倒しの大学3年生の3月から採用広報が開始され、選考は8月からと報じられています。
皆さんも2か月後ろ倒しになった初年度の学生さん達なので色々と戸惑いが多かったと思いますが、さらに今の2年生は戸惑うことでしょう。
さて、大手企業に対する就職戦線ですが実質今週末くらいで大方の決着がつくでしょう。たいていの学生さんは大手を中心に受けているので、こんなに内定が出ないものかとショックを受けている方も多いのではないでしょうか?
結論から言えばこの時期に内定をもらっている学生は2割程度なのです。
株式会社ディスコによる学生モニター調査2012年4月1日現在という昨年の今頃のデータによると内定をもらっている学生は全体で15%です。文系男子で18.8%、文系女子で14.5%、理系男子で11.8%、理系女子で13.1%となっていました。
この時期は金融や商社など非製造業が中心に採用戦線を引っ張っているので文系の方が数値が高いと言えます。逆にメーカーはGW前後に内定出しをしてくるので5月以降は理系の方が数値が高くなってきます。
この時期に内定が出ている人は2割弱だということです。残りの8割は内定が出ていないものなのです。それくらい大手から内定をもらうということは低い確率なのです。
言ってみれば宝くじに当たるようなものなのです。当たらなくてもいちいちショックはないでしょ。就活もそんなことにいちいちショックを感じていたらできませんよ。
企業側も大手で第2ラウンドは始まってます。辞退する人がいるので補充が必要だからです。あるいは大手は自分には無理と見切って中堅・中小に目を向けるのもこのタイミングです。いずれにしろ自分の意志で早めにジャッジして行動することです。
7割近くの学生は6月下旬までにどこかしらから内定をもらっているというデータがでています。タイミングを逃すと下手したら来年の3月まで就活をし続けなくてはいけません。そうならないように戦略を練り直してみて下さい!
今日はこんなとこです。