本を読むことの効用

こんばんは。

最近エントリーシート対策のお話をよくいただきます。

そこでどのように書いたらよいかのヒントをお伝えしたり、実際に添削して思ったことを書きます。実際に学生さんがエントリーシートを書いているところを見て思うのは、読書量が圧倒的に少ないのだろうな、ということです。

なぜそう思うかというとオチの付け方が短絡的であったり、文章を読んでも情景が思い浮かべられなかったり、やたら難しい言葉を使う割には説得力がなかったりするからです。いい文章というのは結構シンプルなものです。エントリーシートは小説と違うので変に凝った描写も特に必要ないです。

一番いいのは各新聞のコラムを読み比べることだと私は思います。

 

朝日=天声人語、毎日=余録、讀賣=編集手帳、日経=春秋、があります。

各社だいたい600文字なのでエントリーシートの文字数とそう大きく変わりません。

この文字数の中でどのようにまとめているかを毎日見比べるだけでも型が身につくはずです。

 

さらに説明会など忙しく過ごしているかと思いますが、移動時間や説明会と説明会の合間の時間を使って本をたくさん読みましょう。本というのは対策本などのハウトゥー本の類ではありません。小説やノンフィクションを文庫で読めばカバンもかさばらずに済みます。新書でもいいでしょう。私のお勧めは猪瀬東京都知事の「言葉の力」(中公新書)です。

 

まずはトライしてみてください。今日はこんなとこです。

 

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