こんばんは。今日は「就活テクニック」について書きます。
何だか矛盾するようなタイトルですが、最近大学で就職講座などの講師をさせていただいて感じたことがあります。
どうすれば志望企業に内定がもらえるかとか、履歴書の写真はやっぱり伊勢丹で撮った方がいいかとか即物的な
質問が多いと感じています。確かに就職氷河期で1社でも多く内定をもらいたいし、早く内定がもらいたいというのが
心情だと思います。
しかし、内定さえ取れればいいのかなとも私は思っています。社会人になって働き始めるとテクニックだけではなく
今までの人生で経験したことと会社で学んだことを融合して、自分なりのやり方を見出してスタイルを確立します。
そこには単にテクニックだけではない「何か」が必ずあります。
何が言いたいかというと「自立」と「自律」の精神を養うことの重要性です。
誰かが何かをしてくれるのではなく、自分はどのように考え、どのようにすればいいかを自分で決める「自立」。
自分一人で何かをやることは難しいので他人と協調します。その時に相手のことを考え、主張すべきは主張し
引くところは引く。相手と自分の距離感をつかむ、自分を律する意味での「自律」。
この2つを養う・育てる・身に付けることが本来は重要だと私は考えています。
それは大学3年生の就活講座では身に付きません。今までの家庭教育や高校まで勉強や部活、学校生活で
身に付くもので、その集大成として大学生活があると考えています。
なので就職対策講座では「自立」と「自律」の精神で「意思決定」をして、なぜその仕事を志望するのか?
そのためには自分のどの部分をアピールすればよいか?という根本を真剣に考えるといいと思います。
その上で「エントリーシート対策」とか「面接対策」を受講すれば皆さんの血となり骨となり肉となることでしょう。
今日はこんなとこです。
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